【プロが教えたくない】室内で育てやすい大小観葉植物ランキング
室内で育てやすいのがいいんです。」
ほんとにねぇ、困るんですよお客さん(´-`;)トホホ
なぜって?ボク花屋なんでね“枯れて”
もらわないと商売上がったりなんですよ(泣)
と、面と向かって日頃お客さんに言いたい
僕の内心なんですが、これは僕のお店で
よくある光景でみなさんなるべく初心者でも
簡単に室内で育てやすい観葉植物を求めて
いるんですよね。
まぁ僕も自分がお客だったら同じこと
聞いちゃいますけどね(笑)
今回は、そんなお客さんのために本当は
教えたくないんですけど、花屋のプロである
僕が「室内で育てやすい大きいのから
小さい観葉植物のランキング」を
こっそり教えようと思います。
第1位 ポトス
“室内で育てやすい”ということは裏を返せば
そんなに手を掛けなくても置いておくだけで
枯れずに丈夫に育ってくれる植物を望んで
いるのではないでしょうか?
そのような条件にあう観葉植物が乾燥にも
強い反面、つるを水に挿しておくだけで
根を出すほど繁殖力が強く丈夫なのは
ポトスです。
つるが伸びるため成長も楽しめますし、
グリーンの葉にイエローの模様が入るので
色彩的にも明るく部屋に飾ったときに
清潔感が感じられますね。
私の友人で何回観葉植物をプレゼントを
しても枯らす奴がいるんですが、唯一
ポトスだけは1年以上順調に育てられて
います。サイズもミニサイズから大型まであります。
第2位 モンステラ
部屋に飾る以上、ある程度オシャレな感じの
観葉植物を飾りたいですよね。
でも、葉の質感がベルベット状のアロカシア
や赤い花のようなものが咲くアンスリューム
などはオシャレなんだけど育てるのが難しい
です。
そんなインテリアとして形になる観葉植物で
寒さや日陰に強くわりと放ったらかしで
育てやすいのがモンステラです。
葉に切れ込みがあってエキゾチックで
南国の雰囲気が感じられます。
サイズはヒメモンステラという小さい品種から
中サイズのアダンソニー、大サイズの
デリシオサまであり、プラスサイズが大きくなる
につれて樹形が変化するため個性的な形の
一鉢を求めている人にはピッタリです。
第3位 セロウム
正式にはフィロデンドロン・セロウムという
サトイモ科の観葉植物でアマゾンや沖縄
など熱帯のマングローブ地帯を思い起こさせる
特徴的な根と幹、手のひらのような葉っぱ
を持っています。
セロウムが育てやすい点は日陰、寒さ、乾燥
の3点に強く、忙しい毎日を送る人にはあまり
手を掛けなくても育ってくれるうれしい奴です。
東京では屋外でも越冬するくらい丈夫ですよ!
幹から気根という自分の体を支えるための
根をうじゃうじゃと出す様がカッコいいですね。
サイズはテーブルに飾れる小さいサイズから
部屋の半分くらいの場所を取る大型サイズ
まであります。
第4位 シェフレラ
一昔前までは“ホンコンカポック”という名前
で知られていました。ずっとカポックと呼ばれ
てきたんですが、実は別の植物だということが
わかって最近は「シェフレラ」で流通しています。
シェフレラは原産地が中国・台湾なので
日本の気候にも合うことから屋外で地植え
で越冬できるほど寒さに強く、さらに日陰
や乾燥にも強いためズボラな人には最適ですね!
品種も色々あって葉が丸みを帯びた“ホンコン”
から白や黄色の模様が入ったもの、葉が細く
スタイリッシュな“コンパクタ”などお部屋の雰囲気
に合わせて選べます。
サイズもテーブルサイズから大鉢まであります。
ただ、少し残念なのが昔からある古い印象の
観葉植物なのと葉をちぎると臭い点です。
第5位 ユッカ
雨にも負けず風にも負けず雪にも負けない
マイナス3℃まで耐えてしまう超丈夫で
育てやすい観葉植物といったら私は間違いなく
これを第1位にあげます。
たとえあなたが一ヶ月に1回しか自宅に帰って
これない超多忙人であっても、メキシコの
乾燥地帯がふるさとですから水をやりを
忘れたってそうそう簡単には枯れてくれません。
もちろん日陰にも耐えます。
でもね、最大のマイナスポイントは
葉が尖っていて当たると痛い、
幹の成長は遅く、インテリアとして見てて
つまらないんですよね。
いかがでしたでしょうか。
観葉植物には姿・形など同じ種類であっても
一鉢一鉢、個性があります。
一期一会の世界ですね。
あなたがコレだ!!と思ったものをぜひ
探してみて下さいね。