庭の雑草を生えなくする方法11選【完全保存版】

※趣味の家庭菜園やプランターでの使用はお薦めしません。手やかま、草刈り機でお願いします。

お庭や駐車場、お墓など夏にはボウボウに生えてしまう雑草をなんとか生えなくする方法が知りたい！そんなお悩みは多いと思います。

まず、最初に結論から挙げておきます。

結論

簡単！雑草を生えなくする方法は３つだけ

あとはどの具体的な手段を使うかだけです。

庭の雑草を駆除できる手段

防草シート

防草シートは太陽光を防ぐ素材でできているため、雑草が光合成できず成長しません。植物の成長する仕組みを逆手に取った方法で最も効果的です。

メリット

• 長期間ほぼ生えないから雑草の悩みが消える
• ネットやホームセンターですぐ手に入る
• 薬品を使わないから気持ち的にも安心できる

デメリット

• 耐用年数が長くても10年程度
• 素材が悪いとすき間から生えてくる
• 見た目がよくない

砂利

砂利を敷くことで太陽光が地面に当たりにくくなるため、雑草が生えるのを抑える効果があります。

メリット

• 清潔感があり見た目がいい
• 素人でもすぐできる
• 雨が降っても泥はねしない・滑らない

デメリット

• まとまった量が必要なので費用・重いなど作業が大変
• 砂利のすき間から雑草が生えてくる
• 砂利を止めたい時に捨て場所がない

除草剤

基本的に人体に悪影響を及ぼすものではない安全なもので、ペットのいるご家庭でも使える除草剤もあります。薬品の力によって雑草の成長を抑えることで生えなくする方法です。

ただ、化学物質過敏症などの持病がある方、または家族やお隣さんにいるような環境下では使用しない方がいいです。

メリット

• 即効性タイプはすぐに除草することができる
• 長期間生えないタイプもある
• すぐ手に入る

デメリット

• 定期的に散布する必要がある
• 使い方を間違えると他の植物も枯らしてしまう
• 100%安全なのか心理的な不安がある

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電動草刈機(でんどうくさかりき)

よくプロの人が空地や土手などの雑草を刈っているときに使っているあの機械です。根本的に雑草を生やさないようにするのではなく、伸びたら刈るという使い方です。

メリット

• 気になる場所を素早く刈れる
• 電動だから手作業よりもラク
• 一度購入すれば何年も使える

デメリット

• バッテリーが切れるなどの充電トラブルがある
• 操作になれないと危険
• 重量3㎏の一般的な機械での作業はしんどい

固まる土

土にセメントを混ぜることで雑草が根付かないくらい固い土壌にする資材を使う方法です。

メリット

• 資材が簡単に手に入る
• 砂利よりも掃除がしやすい
• 砂利よりも見た目が自然でいい

デメリット

• コツがいり素人では難しい
• 経年劣化する&汚くなる
• 雑草や苔が生えることがある

人工芝

最近あまり見なくなりましたが芝生に似せたパイル線維でできた資材です。土を完全に覆うことで雑草が生えない環境を作る方法です。

メリット

• 半永久的に雑草が生えない
• 乾きやすく掃除もラク
• 見た目もよくゴルフのパター練習もできる

デメリット

• 業者に頼まないときれいにできない&費用がかかる
• 経年劣化により苔などが生え黒く汚くなる
• 日光の照り返しが強く熱くなる

グラウンドカバー(地被植物)

グラウンドカバーとは地を這って成長する植物によって地面を隠す状態を指し、それら植物を植栽することで雑草が生える余地をなくす方法です。

メリット

• 見た目も楽しみつつ雑草が生えにくい環境になる
• 管理がラク
• 薬品等を使わなくて済む

デメリット

• ガーデニングを一切しない人に不向き
• 壁や塀にも侵食する可能性がある
• 雑草も生える

塩

“塩害”という言葉もあるように塩の力によって木が枯れたりナメクジなどの駆除方法として塩による効果は知られています。

が、塩のパワーは想像以上に破壊力が大きく土壌自体がダメになってしまうので雑草対策での使用はやめましょう。

メリット

• なし

デメリット

• 土地が使えなくなる
• 家屋にも影響が出る
• 近隣にも迷惑をかける可能性がある

熱湯

除草剤のしくみに少しだけ似ていますが、植物細胞を破壊することで枯らす方法です。

メリット

• 一時的に枯らすことはできる
• 簡単にできる

デメリット

• 根本的な解決にならない
• 大量の湯が必要になる
• ヤケドなどケガする確率が高まる

草刈り鎌

こちらは誰もが見たことがある手動で使ういわゆる「鎌」です。昔からあるので最もポピュラーな雑草対策道具ですね。

メリット

• 使い方がカンタン
• 少量の雑草・範囲ならOK
• 価格が安い

デメリット

• 疲れる
• 広範囲の雑草対策には不向き
• 手入れをしないと錆びる

手

今さら説明するまでもありませんが、自分の手を使って引っこ抜く方法です。

メリット

• 道具代がかからない
• 気になれば今すぐでもできる
• 石やレンガの間など細い場所でもすぐ取れる

デメリット

• 手が汚れる・爪の間に土が入る
• 草で手を切ったり虫に刺される可能性がある
• 刈れる範囲と量が圧倒的に少ない

最強の除草方法は防草シート+砂利+除草剤の合わせ技！

今まで多くの手段を紹介してきましたが、どれもメリットデメリットがありこれ１つでOK!というものがありません。

しかし、以下３つを合わせて使用することで限りなく生えなくすることが可能です。ぜひ参考にして雑草のない快適な環境を作って下さい。

実際に私の裏庭でやってみた！たった３つの作業手順と除草結果を紹介！

見て下さい！うちの裏周りは放っておくとこんな状態です。

建築基準法では第1種、2種低層住居専用地域では道路や隣地からだいたい１ｍ～1.5mくらい距離を空けなくてはいけないと定められているため、うちと同じような状況になっているご家庭も多いのではないでしょうか？

ちなみにあのスペースのことを「外壁の後退距離（がいへきのこうたいきょり）」と言います。

しかし、恐怖ですよね！

うちは毎年夏前に植木屋さんに入ってもらうのですが、人手不足なのかここの草取りをしてくれないため自分でやっています。

ですが、虫はくるし服は汚れるしで正直やりたくありません！

そこで、思い切ってちゃんと雑草対策をすることにしました。

除草剤を購入！プロの植木屋さんが推薦するおすすめの除草剤とは？

うちの植木屋さんが推薦してくれたのは液体である速攻タイプ「ラウンドアップ」でした。

推薦するくらいなら草取りしてくれと思いましたが、、、

まぁやってくれないから自分でやるしかありません！

ホームセンターに行ってラウンドアップを購入してきました。ネットでも同じものが販売されていますのでわざわざホームセンターに行って重い荷物を持つのが嫌な方は以下からどうぞ

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尚、芝生のある場所は「芝生専用の除草剤」、畑などで使う場合は「畑専用」のものを使用して下さい。

除草剤をまく

雑草が生えているところにラウンドアップをまいていきます。今回使ったのは液体タイプのため速効性があり、翌日から枯れ始めるとのことで早速まいてみました。

これが

こうなります。↓↓

約1か月経過すると見事に雑草は枯れました。（枯れた雑草は掃除しちゃった後に撮影したので少しわかりにくいかもです）

こんな感じで雑草は立ち枯れます。

防草シートと止める専用ピンを購入する

ホームセンターに行くと幅と長さの違う防草シートがたくさん売っています。

敷きたいスペースの幅と長さを測ってから購入して下さい。

防草人工芝なんてものも売っています。

これはアイリスオーヤマさんが出している商品で防草シートだけでは殺風景なのでその上に人工芝を敷いた見た目も良い商品です。

近くで見ると良く出来ています。

アイリスオーヤマの防草人工芝はこちら＞＞

防草シートを敷く

さて、購入してきた防草シートをさっそく敷いてみました。

素人でも簡単に出来ます。

水道メーターがある部分などはいつでも空けられるように防草シートをハサミで切り抜きましょう。

普通の文房具用ハサミで切れます。

専用のピンを刺して防草シートが風で飛ばされないようにきっちりと止めていきます。

完成です！

砂利に関してはうちは敷きませんでした！

敷いた方が日光を防げるため雑草の成長も阻めるのですが、単純に購入費を抑えたのと人目に付かない場所なので砂利は省きました。

より雑草を生やしたくない！見た目も綺麗にしておきたい！方は砂利を敷くと良いです。

ただ、1点、近くに落葉樹などがある場合は落ち葉がたまった時に掃除が大変ですので、それぞれの環境に合わせて検討して下さい。

除草成功！防草シートの効果！2ヶ月経過後の状態

防草シートを敷いて約2ヶ月経過した様子です。

いかがでしょうか、敷いている部分は完全に雑草が生えていません！

防草シートで敷いていない部分からは雑草ちゃんが生えてきている、、、

ということは防草シートの効果があったってことです！！

この間台風などもありかなり強い風が吹いたのですが、吹き飛ばされることもありませんでした。

1年8ヶ月経過後！防草シートの効果

早いもので防草シートを敷いてから1年8ヶ月経過しました。

ご覧の通り、せっかく掃除したのに物干し竿やプランターが放置されています。。

しかし、雑草の方はどうでしょうか？

防草シートを敷いていない端っこは新しい雑草が生えてきていますが、雑草対策をしている部分はまったく新たな雑草が生えていません！

ということは、防草シートを端っこまでしっかり敷き詰めて、上から砂利を乗せれば完全に除草対策できるということですね。

除草してから3年後！防草シートの効果と耐久性

草ぼうぼうだった家の裏に除草剤を撒き、防草シートを張ってから3年が経過しました。

物が増えて汚いのはご了承くださいm(__)m

防草シートを張っていない、はじっこの部分は雑草が生えてきます。

しかし、ここも定期的に除草剤を撒くと、雑草は枯れます(下写真)

除草剤は液体でも粒剤でもどちらでもOKです。

肝心な防草シートの耐久性ですが、破れもせず、しっかり防草効果を持続しています。

色はあせましたがこの3年間、防草効果があることを実証できました！

この防草シートの耐久性についてはこの先も発表していくので楽しみにしてください。

最強の除草方法は防草シート+砂利+除草剤の合わせ技を実践して紹介しました。

防草シートを端っこまでしっかり敷き詰めて、上から砂利を乗せれば完全に除草対策できます。

雑草は家の周りだけでなく駐車場や畑などどこでも生えてきます。

私と同じように毎年、毎年草刈りをするのにうんざりしているのであれば、思い切って今回ご紹介した雑草対策をおすすします。

自分で無理そうなら雑草専門業者に無料で見積依頼する

雑草が辺り一面、うっそうと茂ってしまっている場合は業者に依頼することも考えると良いです。

特に放置しておけばおくほど以下の問題に直面します。

上記で紹介した写真、

実はうちのお隣さんの裏庭なんです。

雑草が伸び放題になって手の付けようがありませんね。

仕事が忙しいお宅なのですぐに伸びてしまっています。

でも近所の人から「〇〇さん家、草がボウボウね」なんて思われたら嫌ですよね。。

もちろん、自分でやれないことはないでしょう。

ただ、雑草がぼうぼうで気になる真夏など、炎天下の中での草取り作業は本当に危険です。

そして虫に刺されたりします。

蚊取り線香をたいても来ますので最悪ですよね。。。

ですので、安全面を考えたら業者にお任せするのも１つの方法です。

でも、値段が高いのではないか？

という不安もあると思います。

そういう場合は、見積もりだけ取ってもらうことをおすすめします。

＞＞見積もり無料の草刈り110番はこちら