晩冬から春にかけてビオラの株をこんもりとさせるとっておきの方法
晩秋から春にかけて開花時期がとても長いビオラ。
雑誌やお庭いっぱいにビオラの花をこんもり咲かせているのをみると憧れてしまう人も多いと思います。
今回は、なぜ自分が育てているビオラの鉢が間延びしていて、こんもりとしていないのか?
晩冬から春にかけてビオラの株をこんもりとさせるとっておきの方法をご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
初冬の摘芯
ビオラの株のこんもりとして姿を見ることができるのは、だいたいいつくらいだと思いますか?
秋ですか?真冬ですか?それとも・・・
正解は、春にかけてです。
ビオラは晩秋かた寒さにあたりぐんぐん大きくなりながら3月くらいからがもっとも大きく見ごたえのある株に仕上がります。
ということは、こんもりさせるにはもっと前にある作業を行う必要があります。
その作業とはズバリ「摘芯(てきしん)」です。
摘芯とは株元の枝分かれしているところをカットして枝数を増やす作業のこと。
摘芯をしないと花も咲かなかったり小さく数も少なくなってしまうのでそちらの対処法についてはこちらの記事で確認して下さい
⇒ビオラの花が咲かないまたは花が小さい、少ないなどの原因その2
記事にもあるように、ビオラは開花時期が長いので、いつから苗を購入して育てるかにより作業が少しズレます。
秋の初めに購入した苗なら晩秋くらいまでに摘芯作業を終わらせておくことが理想ですが、冬に購入した場合は春になる前になるべく早く摘芯作業を終わらせましょうね!
でないと、枝数が増えないので花数も増えず“こんもり”とはならないからです。
“こんもり”させられないワケ
「こんもりさせるには、どうしたらいいですか?」
「早めに摘芯をして下さい」
「でも・・・なんだか、かわいそうで・・・」
ビオラをこんもりさせたいという質問は多いのですが、摘芯を進めてもなかなか作業を行うことができない人も少なくありません。
それは、早い時期であろうとすでに咲いている花を切るのがもったいないと感じてしまうからです。
たしかに咲いている花を摘むのは特にお花が好きな人には心苦しいのですが思い切ってカットしてあげることは、のちのちビオラの生育にとっては良い事なので、なんとか頑張って摘芯作業をしてみて下さいね!
そうすれば晩冬から春にかけてこんもりと大きいビオラの株に仕上げることが出来ますよ!!
お店で売っているビオラがこんもりと大きく育っている理由
よく、園芸店やホームセンターで沢山のビオラの花が真ん丸に育っている鉢を見かけますが、どうやって作ればあんな風になるのかと思っている人も多いと思います。
今回ご紹介した、摘心作業をしっかり行えば脇芽が増えるので見本のようにキレイに咲きますが、実はお店に置かれているものはプロの生産者が制作した見本品であったり、大きく育ってから1つの鉢にキレイになるように植えていることがあります。
つまり、頻繁に植え替えているのです。一般の家庭では秋~春にパンジー・ビオラ苗を購入したらその苗をずっと育てますが、お店の場合は枯れかかったり、病気になったりしたものは抜き替えて新しいものに植え替えたりするので常にキレイな状態を保てているのですね。それを知ると納得だと思います。
ですので、玄関などメインに飾りたい寄せ植えにはそういった方法を使って演出することもアリです。
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