3月のイチゴの育て方!栽培管理と作業
3月のイチゴの畑(露地栽培)とプランター栽培の共通作業と四季成りイチゴの栽培作業を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
3月の畑栽培(露地栽培)とプランター栽培の作業
3月は寒さが緩み、だんだんと暖かくなってくる時期です。
茎や葉が伸び株が大きく成長してきます。秋に植えた一季なりイチゴの3月の栽培作業で気を付けたいのは、以下ランナー取りと病害虫対策の2点です。
ランナー取り
ランナーはイチゴが株を増やそうと株から伸ばす匍匐茎(ほふくけい)です。
春から収穫まで、伸びてきますが見つけ次第根元から切って取り除いてください。
ランナーの成長に養分を分散させてしまうと、実も小さくなったり、味が甘くなくなったり、収量もグンと減ります。
なるべくイチゴの株に負担をかけず実を付けることに集中した栽培を心がけましょう。
病害虫対策
イチゴにかかりやすい病気
- 灰色かび病
- ウイルス病
- 炭疽病(たんそびょう)
イチゴに付きやすい害虫
- ハダニ
- アブラムシ
病気や害虫対策はまずは予防に力を入れることです。そしてそれでも被害に遭ってしまった場合に殺虫殺菌剤を利用しましょう。
気温が高くなる時期は病気や害虫被害に遭いやすくなります。
見つけ次第、被害に遭っている葉を取り除きます。またアブラムシなどはセロハンテープや水などを使って洗い流すなどして取り除きます。
しかし、これはホント初期の初期に出来ることです。うっかりしていると株全体に被害が合います。
その場合は、でんぷん質や菊などの天然成分から作られている殺虫殺菌剤を散布するといいです。
しかし、ウイルス病などに感染してしまった場合は他の株に伝染してしまうため、株ごと処分して下さい。
四季成りイチゴ栽培の作業
3月からは四季成りイチゴ栽培のスタートです。
四季成りイチゴも畑(露地)栽培とプランター栽培どちらでも作ることが可能です。
植え付けは秋に行った方法と同じです。
3月~4月にかけて四季成り品種と一季成り品種の苗が販売されます。
四季成り品種は上手に栽培すれば秋まで収穫できる面白いタイプです。
また同時に秋にも販売されていた一季成り品種も再び販売されます。
実は一季成り品種は苗の生産者さんが寒さに当ててくれたものなので、花芽が作られる株になっています。
なので一季成り品種を今から栽培することも可能です。
春からの一季成り品種の栽培は秋から冬までの栽培をやる必要がないので超初心者にはおすすめです。
欲しい品種が一季成りか四季成りかどうかはラベルに記載されています。もし不明な場合は店員さんやネットで検索すると出てくると重いので確認して下さい。
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