ミニトマト栽培でバジルを寄せ植えする方法
ミニトマトに限らず、トマトを栽培するときにバジルを一緒に植えると良いなんて話を聞いたことはありませんか?
最近ではすでにトマトとバジルの苗が混植されている商品も販売されています。
でもいったいなぜトマトとバジルの苗が一緒に植えられているのでしょうか?
そこで、今回はミニトマトを含んだトマトとバジルを一緒に育てたほうがいい理由についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
コンパニオンプランツ
もうご存知の方もいるかも知れませんが、トマトとバジルは【コンパニオンプランツ】といって成長を助けあう共生植物の関係です。
コンパニオンプランツの役割の基礎知識についてはコチラの記事を参考にして下さい。
⇒【農薬に頼らない家庭菜園!】コンパニオンプランツの4つの効果
相性が良い2つの理由
トマトとバジルの相性が良い点
- 水分調整
- 害虫忌避
トマトは南米地域原産のナス科の野菜で乾燥に強いです。一方バジルは熱帯アジア、インド原産のシソ科のハーブです。
どちらも暑い場所ではありますが雨の降る量が全く異なります。
それがどういうことを意味しているのかというと、バジルは熱帯原産であるため雨、つまり、水を好む性質があります。
もちろんトマトも水はたっぷり与えて育てるのですが乾燥させ気味で育てた方が糖度があがり甘くなることがあります。
つまり、水分が多くても、余分な水分をバジルが吸収してくれることによってトマトの成長もよくなるわけです(水分調整)。
またトマトの脇にバジルを植えると害虫が頼りにしている臭いの信号がかくらんされ、寄り付きにくくなります。(害虫忌避)
付きにくいと言われていますが、実際は虫が付くことも多いです。
バジルが成長してきたら株元の風通しを良くするためにも随時、茎先を摘み取って収穫しましょう。そうすることでバジルの香りはだんだん強くなり害虫忌避効果が高まります。
正しい植え方
トマトをプランターで栽培する場合そんなにスペースはありません。
したがってトマトを中心に植えたら株元にバジルを植え付けましょう。
一見する両方の根が絡まりそうですが、トマトとバジルの根の長さを確認した場合、圧倒的にトマトの方が深く伸びるため競合することはなく、根が絡み合うことにより枯れることはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。トマトとバジルの組み合わせはイタリア料理では切っても切れない関係です。
それと同じようにコンパニオンプランツとしても共生関係にあります。
完全無農薬栽培にこだわりたい人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
トマト(ミニトマト)とバジルは初心者でも簡単に育てられるので以下の記事を参考にしてみて下さいね。
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