4月のイチゴの育て方!栽培管理と作業
4月の畑(露地)栽培とプランター栽培の作業を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
畑(露地栽培)とプランター栽培の共通作業
授粉
イチゴはミツバチ、アブ、蝶などの訪花昆虫や風によって自然に授粉が行われるため、実がなるのですが例えばマンションの高層階など虫が来ない環境ではうまく結実しません。
そのため確実に実を成らせるためには人工授粉をする必要があります。
人工授粉というとなにやら専門的な作業をしなくてはいけない気がしますが、全くの初心者でも簡単にできるので安心して下さい。
人工授粉のコツは花が咲いたら3~4日以内の晴天時の昼にやりましょう。お昼の時間帯が最も多く花粉がでるからです。
めしべ全体に花粉が付くことで整形の果実を成らせることが可能になります。
反対に、不完全な受粉だと奇形果といってヘンな形の実がなってしまいます。
詳しい人工授粉のやり方の動画は⇒こちら
敷きわらによるマルチング
敷きわらとはイチゴの実が土に触れて傷ついたり、直接触れることで腐らないために株元に敷く藁(わら)のことで、ホームセンター等で販売されています。
畑(露地)栽培では秋に黒いポリフィルムでマルチングをしていると思います。その場合は敷きわらを敷かなくてもいいのですが、より確実にきれいな実を収穫するにはマルチの上にも敷きわらをしいておくことをおすすめします。
プランター栽培の場合でもできれば敷きわらをしいた方が清潔なイチゴを収穫できます。
敷く面積もそれほど多くないので試してみて下さい。
春に出回る苗の植え付け
3月から4月にかけてホームセンターなどでもイチゴ苗が販売され始めます。
春は四季成りイチゴだけでなく冬越しされた一季成り性の品種も販売されるため、どちらの品種を選んでも春から栽培スタートすることができます。
秋から冬の間に苗を枯らしてしまうなど失敗してしまった人は再チャレンジできますよ!
さて、植え付け方は秋の時と同様浅く植えます。
畑(露地)栽培はシルバーフィルムでマルチングする
秋まで栽培できる四季成り生品種の場合、植え付け時にシルバーフィルム素材でマルチングをすると光の反射でアブラムシ対策になります。
シルバーマルチは黒いマルチと比較すると地温上昇がやや抑えられます。
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