5月のイチゴの育て方!栽培管理と作業
5月の畑(露地)栽培とプランター栽培の作業内容を紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
畑(露地栽培)とプランター栽培の共通作業
収穫
5月は秋から栽培を始めたイチゴの収穫適期です。
だいたいイチゴの花が咲いてから35~45日(一ヵ月超)で収穫にちょうどいい大きさに成長します。
実が成ったら収穫遅れに成らないようにどんどん摘んでいきましょう。
イチゴの収穫と同時に根元からランナーが次から次へと出てきますが、見つけ次第即取り除いて下さい。
ランナーを伸ばすために養分が使われてしまい、株自体の力も弱ります。
養分分散によりイチゴが成りづらくなったり、小さい実になりがちなので、大きくて甘酸っぱいイチゴを収穫するにはランナー取りの作業は必ずやりましょう。
鳥よけ対策
イチゴはナメクジなどの食害害虫の他に赤い色が目立ち鳥に食べられてしまうこともよくあります。
畑(露地)栽培の場合は、特に株の量もたくさん植わっていることが多いことから、放っておくと全部食べられてしまいます。
そこで防鳥ネットというものが販売されていますので、トンネル支柱を立てネットで保護しながら栽培することをおすすめします。
ベランダのプランター菜園でも鳥の目につくようなところで栽培していると、あっという間に取られてしまうので注意しましょう。
春に植えた苗の栽培作業
ホームセンター等では秋に出回っていた一季なり性の品種も春に流通します。
春に売られる苗は秋からの新しい苗を育てるために売られており、実を付けさせるためではないという声もあるのですが、初心者はイチゴの実がなってなんぼの話。
一季なり性品種でもこの時期に収穫できるので心配ありません。
四季成りイチゴの栽培内容
下葉かき・ランナーかき
秋にかけて収穫できる四季成りイチゴの下葉かきやランナーかきをするようにしましょう。
一季なり性でも枯れた葉や汚い葉がついていたら同じように作業すると良いです。
なぜ下葉を取り除かなければならないのか?以下2つが理由です。
- 病害虫被害に遭いやすい
- 風通しが悪くなる
特に四季成りイチゴは生育旺盛で茎や葉をぐんぐん伸ばしながら成長します。下葉かきは忘れない様にして下さい。
授粉
これはイチゴに関する記事の中で何回かいってますが、イチゴを結実させるにはミツバチなどによる自然授粉よりも人工授粉することをおすすめします。
やはり授粉を昆虫頼みにするよりも自分で確実に行った方が実はなります。
病害虫対策
6月は梅雨に入ります。梅雨を境にして病気や害虫が増える時期でもあるためイチゴもしっかりと病害虫対策をしましょう。
特にうどんこ病などカビ病関係である病気は見つけ次第取り除かないと、株全体に感染するので注意しましょう。
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