イチゴを長く収穫するニンニクのコンパニオンプランツ活用方法
イチゴは冬の低温短日条件で花芽ができることから、通常家庭菜園では寒くなる前の晩秋に苗を植え付け春から初夏に収穫するのがイチゴ栽培のサイクルです。
詳しい地域別の植え付け時期や植え付ける際のポイントについてはこちらの記事を参考にして下さい。
⇒イチゴ苗のプランターでの正しい植え付けの向きと時期はいつ?
イチゴは栽培管理が長い割に収穫時期は短いと言われています。
そのため今回は秋に植え付けたイチゴ苗から長く収穫する方法についてニンニクを使ったコンパニオンプランツ活用法を紹介したいと思います。
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イチゴとニンニクの相性
イチゴとニンニクは混植すると相性のいいコンパニオンプランツです。
「コンパニオンプランツってなに??」と思った方は読み進めるまえにまずこちらの記事を読んで頂くことをおすすめします。
⇒農薬に頼らない家庭菜園!】コンパニオンプランツの4つの効果
イチゴはイチゴ萎黄病(いおうびょう)や炭疽病(たんそびょう)などにかかる危険性があり
これらの病気にかかってしまうと株が弱ることにより実付きが悪くなってしまいます。
そこでニンニクを混植するとニンニクの根の周りに病原菌を減らす抗生物質を出す微生物が付いているだけではなく
臭い成分には強い殺菌作用があるためアブラムシなどの害虫もよりにくくなりいイチゴの生育を助ける特徴があります。
イチゴの収穫が長くなる
また前章につづき、ニンニクの臭い効果なのか混植するとイチゴの開花時期が早くなることが知られています。
そのため“前倒し”ということで収穫時期が長くなるといえます。
イチゴの収穫時期は5月中旬~6月上旬です。コンパニオンプランツでニンニクと混植すると花が咲く時期が少し早くなるというだけで7月まで収穫できるという意味ではありません。
もし、6月ギリギリ6月一杯まで収穫したいのであれば4月に花の咲いている苗を購入して植え付けた方が時期の問題でいえばこちらのほうがいいかもしれませんね。
植え方の実際
では、具体的にイチゴとニンニクをどうやって混植するかについてお話するとまずニンニクの植え付け時期は9月中旬~10月上旬イチゴの植え付け時期は10月上旬~なので先にニンニクを植えておきましょう!
イチゴは浅植えなのでニンニクの根とも絡むこともありません。
地植えの場合はイチゴは千鳥植えがふつうのためイチゴ4~5株に1株の割合でニンニクを植えましょう。
プランターの場合はイチゴとニンニクを交互に植えてもいいですね!ちなみにニンニクは6月上旬~6月一杯が収穫期です。
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