ポトスの挿し木の注意点!切る場所はどこ?水挿しで増やす方法
ポトスは昔から観葉植物の定番種でもあることから現在でも多くの人々に愛され続けています。
現在でも新しい品種が生まれ続けているということはそれだけポトスを育てたいという人が多いということです。
定番品種のゴールデンポトスも良いですが、かなりマニアックなポトスも出てきているので興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
⇒花言葉は【永遠の富】おすすめ観葉植物ポトスの種類と最新品種
このようにポトスにはたくさんの品種もあることから、一鉢だけではなくもっともっと増やして楽しみたい人も多いと思います。
そこで、今回はポトスを増やしたい方のためにいったい茎のどこを切ればいいのか?など
水挿し(みずさし)という方法を使ったポトスの増やし方について詳しく解説したいと思います。
水挿し(みずさし)とは
ポトスを増やすには植物の繁殖方法の一つである【挿し木(さしき)】という方法を使うのですが
その中でも水の中に茎を付けて発根させる極めて簡単な水挿し(みずさし)という方法で増やします。
水挿し(みずさし)はどの植物でもできるわけではないのですが、ポトスに関しては水挿しすることができまた一般的です。
では、さっそく水挿しのやり方を説明していきましょう。
【用意するもの】
- コップなど
- ポトス
- メネデール(植物活力剤)
ポトスの茎はどこで切る?
用意してもらったポトスは茎が少し長くなっていると思います。
上の写真はわかりやすく説明するために元の鉢から長めに茎を切っていますが増やしたい分だけを切ればいいです。
ではどこで切ればいいのかというと以下の写真の赤線のラインで切って下さい。
切る間隔はこんなに細かくしなくても大丈夫です。
ただ注意してほしいのは必ず黒い部分(気根)よりも少し上で切りましょう。
新しい細い白根はここから出てきます。
ちなみに黒くなっている部分は気根(きこん)といって空中に生える根です。
原生地のポトスは大木に絡まって(=着生)生きているためポトスの気根の役割は自分の体を支える目的だと考えられます。ですので気根がなくても生育できます。
メネデール(植物活力剤)を入れる
ポトスの水挿しの場合コップの水だけでも発根します。しかし、より発根を確実なものにするためにメネデール(植物活力剤)も入れるといいでしょう。
メネデールとは
メネデールは“芽”と“根”が“出る”というダジャレのような?メネデール株式会社の主に鉄を主成分とした植物活力剤です。
植物は生きるために光合成を行います。光合成は光合成に必要な葉緑素などの色素が集まった細胞(=葉緑体)で行われます。
メネデールの主成分である鉄は葉緑素を作るのに必要な成分であるためメネデールを使うと葉緑素が増えます。
つまりメネデールを使う理由はポトスは水だけでも元々ある葉緑素で光合成ができるので成長できますが水には含まれていない鉄分を含んだメネデールをプラスして使用することにより葉緑素が増えるのでより水挿ししているポトスの成長力が高まり挿し木が成功するからです。
|
水挿し後の管理
ポトスの茎を切って水挿し作業が完了したら、よっぽど暗い場所や暑くなる場所(水がお湯になる)ようなところでなければおよそ2週間くらいすると白根が出てきます。
このまま水栽培もできますが鉢に植え付ける場合は5~6月真夏をさけて10月のどちらかの期間に培養土に植え付けます。
しっかり土に根を張り新芽が出るまでは半日陰か明るい室内で管理したほうがいいでしょう。
新芽が出るというは根が付いた(活着)したことを意味します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。【水挿しでできるポトスの増やし方】は茎を切る場所さえ間違わなければ誰でも簡単にできます。
ぜひこの記事で解説した手順でポトスをたくさん増やしてみて下さい。
もし、まだ基本的な ポトスの上手な育て方を確認していない方はこちらの記事をご覧ください。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |