ヒヤシンスの花が伸びない原因と逆に茎が伸びすぎる理由は?

ヒヤシンスは水耕栽培と花壇や鉢植え栽培とでは少々育て方が異なり、気を付けなければならないことがいくつかあります。
今回はヒヤシンスの花が伸びない原因と逆に伸びすぎる理由についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
花が伸びない原因
ヒヤシンスは通常草丈20㎝くらいで開花しているものが一般的です。
しかし、お悩みの中に特に水耕栽培で見られる例として球根から茎が伸びず即開花してしまうケースがあります。
これはなぜかというと冬場の生育温度が高かったからです。
温度が高いと茎が伸びるのを待たずに早く咲いてしまうことがあります。
ヒヤシンスの生育適温は20℃以下のため冬の暖かい暖房の効いた部屋に置いておくとちゃんと咲きません。
ヒヤシンスは屋外では雪が降るような寒さでも生育しますが、水耕栽培では1月中旬くらいまでは暗くて水温10℃くらいの環境で一度寒さに晒させないとその後、大きく茎を伸ばして育つことが出来ないのです。
茎が伸びすぎる
では、逆に茎が伸びすぎる原因はなにかというと水耕栽培と地植えとも日当たりが悪い環境で育てたことによる「徒長(とちょう)」です。
※徒長・・・植物の茎や枝が間延びしてしまうこと。
ヒヤシンスは基本的に日当たりのよい場所でよく生育します。
しかし、花を咲かせるには一度暗くてある程度寒さに当てる必要があるため誤解が生じることがあります。
例えばずっと暗くて寒い場所では咲きません。かといって最初から日当たりのいい暖かい場所でもダメなんです。
まとめ
ヒヤシンスのような園芸の基礎を学ぶ上で題材とされやすい植物の栽培方法は一見簡単に見えますが、知れば知るほど園芸の奥深さを
知ることができます。
たかがヒヤシンス、されどヒヤシンス。育てて観察して新たな発見、研究することもまた楽しいと思います。
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