12月1月のイチゴの育て方!栽培管理と作業
12月1月のイチゴの育て方を畑(露地)栽培と鉢植え促成栽培に分けて紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
12月1月の畑(露地)栽培の作業
防寒対策
この時期の畑(露地)栽培のイチゴはすでに休眠期に入っています。
寒さには強いためあえて防寒対策をする必要はありません。
イチゴ栽培の基本は秋冬の低温期にしっかり寒さにあてることです。
ただし、北海道・東北など氷点下の日が続いたり畑が凍結してしまうような地域では防寒対策をしましょう。
光を通すタイプ(透光性)の不織布を畝に被せたり、敷きワラをするなどの方法があります。
季節風が吹くような場合なら畑の北側にササを立て防風対策が必要です。
春に成らせるプランター栽培の12月1月の作業
春に実を成らせるプランター栽培では畑(露地)栽培と同様、とくに寒さ対策はする必要はありません。
日当たりの良い場所に置き、土が凍結するような地域では敷きワラをするなどの対策をします。
休眠中のイチゴは5℃以下の寒さに一定時間さらさないと2月に目覚めないので12月までしっかり寒さにあてるようにして下さい。
12月1月の鉢植え促成栽培の作業
収穫
11月に人工授粉し、50~60日程度で収穫時期を迎えます。
実がなったらなるべく日が当たる南側に向けて管理することで赤くきれいな実になります。
完熟したものからハサミなどを使って収穫していきましょう。
株の処分
鉢植え促成の栽培条件の基本である8℃以下を下回らないようにすれば春にかけて収穫し続けることは理論上可能です。
しかしながら収穫後はアブラムシやハダニなどの害虫が付きやすく、実の成りがそろわないなどトラブルが多発するため家庭菜園であれば1月を最後に収穫を終え株を廃棄処分することをおすすめします。
プロの生産者さんの場合は、ハウス栽培や専門的栽培技術によって春まで収穫できますが、素人では難しいので収穫を終わらせましょう。
鉢植え促成栽培は9月下旬から10月上旬に入手した苗を、寒さにさらさずにわずか2~3ヶ月後の12月、1月に収穫する特別な栽培方法です。
もし、春に収穫したいのであれば3月下旬くらいからまたイチゴ苗が流通しますので新たに購入し栽培すると良いでしょう。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |