キュウリの育て方!プランター栽培で初心者が収穫できる方法
家庭菜園を今年からはじめる方も多いと思います。
初心者がスタートする場合出来るだけ育てやすい野菜を選んだ方がその後の家庭菜園ライフも楽しくなります。
そこで、今回は夏野菜の代表格であるキュウリをプランターで育てる方法についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
キュウリの栽培サイクル
キュウリは夏野菜の中でも極めて栽培期間が短く苗を植え付けれからおよそ40日程で収穫できます。
生育適温は25~30℃で東京などの中間地では5月のゴールデンウィークくらいの時期に植え付けて6月半ば~9月に収穫するのが理想的です。
プランターと用土・支柱をそろえる
キュウリは株張りが幅30㎝高さが150㎝位に成長するので用意するプランターも以下写真のような大きめの丸い深鉢(容量15リットル)が適しています。
またキュウリはツル野菜なので支柱やネットが必要になりますが今回ご紹介する方法ではネットは不要です。
用意する支柱は長さ180㎝、太さ11㎜を3本で、用土は野菜栽培専用の培養土でOKです。
苗を選ぶ
キュウリはタネからでも育てることはできますが初心者の場合は必ず苗を購入しましょう。
ホームセンターにいけばたくさんの種類のキュウリ苗が販売されていますが
同じキュウリ苗でも100円前後の苗と200円前後の苗があります。
この2倍近くの差は実生苗(みしょうなえ)と接ぎ木苗(つぎきなえ)の違いなのですが、接ぎ木苗は病気にも強く収穫量も多くなるため必ず接ぎ木苗を選んで下さい。
また選ぶ品種はプランターで育てる場合【節なり性親づる型】の品種を選ぶのがコツです。詳しい品種選びについては以下の記事を参考にして下さい。
苗を植え付け、支柱立て
苗の植え付け方
1、まず用意した直径30㎝ほどの丸型プランターにプランターの上の淵から3センチの高さまで野菜専用培養土を入れます。
2、鉢の真ん中にビニールポット苗を置き植える位置を確認します。
3、ポットを逆さにして苗を出したら先程置いた位置を苗の根鉢(土の部分)の高さほど手で掘ります。
4、掘ったら苗をスポンと入れ株元に土をよせて軽く押します。
支柱の立て方
用意した長さ180㎝、太さ11㎜の支柱3本を以下の写真のようにタワー仕立てにします。
支柱に関しては以下の写真のような鉢とセットになっている商品もあるので別々に買う必要がなく便利ですね。
一番果(いちばんか)の収穫
成長するとつるが伸びてくるので支柱に絡ませます。
植え付け後1ヶ月内で黄色い花が咲き一番最初の果実(一番果)がなります。
キュウリは人工授粉をしなくても実が付きますのでその心配は不要ですが、一番果がなったら必ず長さ8㎝くらいで収穫して下さい。
なぜかというと一番果はまだ株自体が小さいうちになってしまうため、実に養分が取られ株が弱ってしまうからです。
そうすると以後の生育が劣るため収穫も少なくなってしまいます。
また二番果も8~10㎝で若取りすることをおすすめします。その後長さが18~20cmになったら食べごろサイズなのでどんどん収穫していきましょう!
うっかりしているとキュウリはこんなに大きくなってしまいます( ゚Д゚)
水やりと肥料
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水やりは土が乾いたらあげるのが基本ですが、真夏は朝夕の2回行います。
肥料は2週間に1回ペースで液体肥料もしくは固形の化成肥料を与えましょう。用法・容量は肥料のパッケージに記載されていますのでそちらを参考にして下さい。
まとめ
以上、初心者でもプランターで簡単に栽培できるキュウリの詳しい育て方についてご紹介してきました。
キュウリ栽培において途中実がならなかったり、病害虫の被害に遭ってしまうこともありますので次の記事を参考にサラッと確認しておいてくださいね。
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