トマトをベランダでプランター栽培する時の枯れない水やりのコツ
家庭菜園をはじめるにあたり気軽に
栽培できる野菜としてトマトがあります。
トマトはたくさんの品種苗が販売されており、
学校教育でもミニトマトの栽培などが実践
されるほどメージャーであり
初心者でも簡単に育てられる野菜です。
今回は、家庭菜園ではじめてトマトを育て
てみたい、もう育てているけど水やりの方法
がよくわからない人のために
トマトをプランターで栽培するときの枯れない
水のやりかたについてお話ししたいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
トマトの生育環境を知る
みずみずしいトマトを見るとトマトは水が
豊富な土地で作られるものだと思いますが
トマトの原産地は南米のアンデス高地です。
トマトの発芽適温は25~30℃、
生育適温は25~28℃というように
温度も高くもともと乾燥に強い環境下の植物です。
畑など地植え栽培の場合、雨が降ったり地下水
の影響など地中には水分がありトマトの根は
水を吸収しているため、頻繁に水をやる必要はありません。
水のやり過ぎの悪影響
では、まず先に水をやり過ぎてしまうと
トマトにどのような影響を与えるのか
についてお話したいと思います。
トマト栽培に限りませんが、土の乾き状態を見ずに
毎日1回というような水のやり方をしていると
根腐れしてしまいます。
特に幼苗の場合プランターの方が大きく、
またプラスチック製のプランターの場合は
鉢内の土が乾くのにも時間がかかります。
水の与えすぎは株が弱くなるだけでなく、
うどんこ病や灰色かび病などの病気を
誘発する原因にもなります。
また、トマトは極端な乾燥⇒水やりによる湿潤を繰り返す
とトマトの内部が膨張し表面の皮がさけて割れる“烈果”
という現象が起こってしまいます。
枯れない水やりのコツ
では、トマトの苗を枯らさないように栽培する
にはどうしたらよいのでしょうか?
とにかく初心者が気を付けるべき水やりの方法
は水をあげすぎないこと。
家庭菜園を進んでやろう!という人はほぼマメな人です。
水やりをしなさすぎて枯らすひとはまずいません。
逆にあげないで下さい!と言ってもあげてしまう方が多いです。
水やりのコツは、
朝トマト苗を見て葉っぱがやや萎れ始めていたら水を与えましょう。
同時に土を指で5センチ少々掘ってみてまだ湿り気
があるようでしたら、まだ与える必要はないです。
比較的乾燥に強いよいう基本性質も覚えておきましょう。
いいですか、必ず朝です。真夏は朝だけでなく夕方も与えます。
なぜ朝、水を与えた方が良いのかというと日中は気温
が上がるためプランター内の温度が上昇してしまい根
を痛めてしまい生育が悪くなってしまうからです。
いかがでしたでしょうか。トマトは水耕栽培もされており、
もちろん生育には水は必要です。
しかし葉や株・土の状態を見ずして日課のように
水やりをしてしまうと土中が永遠に乾くことがないため
根が酸素を吸えず生育不良で根腐れ、
枯死してしまうことを覚えておきましょう。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |