ミニトマトの葉にテントウムシ!?害虫被害は大丈夫?
ニトマトの葉にてんとう虫を見つけたとき、
わぁー!てんとう虫!かわいい!と思うひともいる反面、
ミニトマトに影響はないんだろうかか?食害など大丈夫なんだろうか?と心配するひとも 多いと思います。
そこで、テントウムシによるミニトマトへの影響について解説します。
ミニトマトの葉にいるテントウムシは害虫
結論から先にいうと、ミニトマトの葉にいるテントウムシは害虫です。
- ニジュウヤホシテントウ
- オオニジュウヤホシテントウ
などナス科やウリ科の葉を食害します。
ミニトマトだけでなく、ナス、ジャガイモ、ピーマン、キュウリなど私たちが家庭菜園で育てているメジャーな野菜ばかりを狙います。
テントウムシはアブラムシなどの害虫と異なり、悪さをするイメージがないため、放置しがちです。
しかし、そのままにしておくと野菜の収量が減ることがあります。
3つのテントウムシ
“テントウムシ”といっても主に肉食系、菌食系、草食系の3系統に分かれます。
種別 | 系統 | 代表例 |
益虫 | 肉食系 | ナナホシテントウ |
菌食系 | キイロテントウ | |
害虫 | 草食系 | オオニジュウヤホシテントウ |
肉食系テントウムシ
- ナナホシテント
- ナミテントウ
- ダンダラテントウ
- ヒメカメノコテントウ
- オオテントウ
いわゆる一般的に広く知られている“てんとう虫”とかビートルと言われているのは、肉食系の代表格であるナナホシテントウです。
ナナホシテントウのような肉食系はアブラムシなどの害虫を食べる“益虫”です。
菌食系テントウムシ
- キイロテントウ
- シロホシテントウ
- ムーアシロホシテントウ
- クモガタテントウ
菌食系といってもあまりよく分からないと思いますが、
うどんこ病など野菜の成長を妨げるカビを食べてくれるため、こちらも肉食系と同じく“益虫”になります。
草食系テントウムシ
- ニジュウヤホシテントウ
- オオニジュウヤホシテントウ
- インゲンテントウ
- トホシテントウ
- ルイヨウマダラテントウ
ミニトマトの葉を食べて成長を妨げます。
ナス科(ナス、ジャガイモ、ピーマンなど)やウリ科(キュウリなど)の葉を食害するのが特徴です。
“草食系”というと大人しくて悪さをしなさそうなイメージですが、益虫として有名なテントウムシに限っていえばこの系統だけ違います。
特にニジュウヤホシテントウとオオニジュウヤホシテントウは野菜栽培には要注意!
どのような被害が出るのかは
>>ミニトマトの葉に穴があく!ボロボロに網目状に透ける原因と対処法をご覧ください
まとめ
ミニトマトの葉にいるテントウムシのほとんどは、テントウムシダマシと呼ばれるオオニジュウヤホシテントウやニジュウヤホシテントウで間違いありません。
葉が食べられ、小さな穴がいくつも開いていたら食害された証拠です。
家庭菜園と害虫はセットですが、原因が何なのか知っているのと知らないのではその後の収穫量に大きな差が出ます。
テントウムシにも種類があり、良いことをする益虫だけでなく害虫のテントウムシがいることも覚えておいてくださいね!
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