ミニトマトのわき芽が大きくなった!切っても大丈夫?
ミニトマト栽培初心者あるある!の1つに、わき芽の取り忘れがあります。
うっかりしていると、そのままどんどん成長してしまい、気付いたときには大きくなってしまうことはよくあります。
そこで、この記事では
「成長しすぎたわき芽は後からバッサリ切っても大丈夫なのか?」
という疑問について写真を使って解説します。
お子様の夏休みの自由研究から大人の家庭菜園まですべてに共通する内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ(タッチすると移動します)
結論 切っても良いが晴れの日がおすすめ
結論から先にいうと、大きくなったわき芽は切っても良いです。
ただし、晴れた日に作業を行うことをおすすめします。
なぜかというと、切り口が湿ったままだと、そこから雑菌が入って病気の原因になる可能性があるからです。
大きくなったわき芽を切るときの注意点
手で摘める太さじゃなくなったら、アルコール消毒したハサミを使って切ります。
万が一、雑菌が付着していたハサミを使った場合、わき芽の切り口から移ることがあるからです。
病気の発生原因になりますね。
もちろん、汚れたハサミを使ったからといって必ず雑菌が移り、株が病気になるわけではないのですが、
ハサミに限りませんが刃物は毎回消毒してから使う習慣をつけましょう。
大きくなったわき芽を切る手順
まず、こちらが摘み忘れて大きく成長したわき芽の様子です。
色分けするとこんな感じになります。
赤線の主茎に対して、左側に青線の成長したわき芽が伸びています。
わき芽の付け根の部分はこんな感じ。
消毒したハサミを使ってわき芽の付け根部分を切ります。
切った直後はこのように濡れています。
晴れていればすぐに乾くため雑菌が入りにくいです。
ただ、私自身何度もミニトマトを育てていますが、雨にぬれたところで切り口から雑菌が入ったことはありません。
それくらいミニトマトは丈夫です。
切ったわき芽は挿し木で増やすこともできる
大きくなったわき芽は挿し木にして、新たに苗を増やすことができます。
水を入れてたコップに切ったわき芽を入れておくと、1~2週間ほどで白い根が出てきます。
苗を植える用の3号、4号ビニールポットに土を入れ移植をします。
しっかり根付いたら(根付いたかどうかの判断は新芽が伸び始めたかどうか)、
プランターもしくは地植えします。
ただ、挿し木から苗を作ると、まず発根してしっかり根付いたとして収穫まで3ヶ月近くかかります。
例えば6月に挿し木をスタートした場合、収穫できるのは9月近くなります。
大きくなったわき芽は切らずに放置しても大丈夫?
結論からいうと、個人が楽しむ家庭菜園ですから別に放置しても構いません。
基本的にミニトマト栽培ではわき芽を摘んで1本仕立てにします。
なぜ、わき芽を摘むのかといえば、養分が分散しないようにするためです。
全くわき芽をせずに、色んな所で花を咲かせると成る実の大きさも小さくなります。
あとは放置すると以下写真のように、ジャングルのように茎が伸び放題になるので整枝の意味もあります。
ですが、絶対に摘まなければいけないのか?というとそんなことはありません。
現在ではわき芽を摘む必要がない品種もありますが、四方八方に伸ばし放題にして栽培する方法もあります。
また、一生懸命1本仕立てにしようとわき芽を摘んでいても、途中から摘み忘れや面倒くさくなることもあります。
しかし、それでも追肥(追加で肥料を与えること)をすれば、家庭菜園として十分ミニトマトの収穫は楽しめるので安心してください!
まとめ
ミニトマトの大きくなったわき芽は切っても大丈夫です。
ただ、できれば晴れた日に行うことをおすすめします。
家庭菜園初心者の方は、一生懸命育てようと忠実に栽培方法に従おうとすると思います。
もちろん、その方が成功する確率は高いのですが農家として出荷するわけでもありませんし、少々間違っても収穫にたどりつきます。
家庭菜園は趣味として楽しんで作業することが大切です!
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