【初心者でも出来る!】難しいイングリッシュラベンダーの育て方
7月の北海道で有名なのは富良野のラベンダー畑です。実際に行ったことがある人もいると思いますが
テレビや駅のポスターなどで見る濃青紫一面のラベンダー畑は有名です。
今回は育てるのが難しいといわれる北海道の富良野ラベンダーを含むイングリッシュラベンダーの育て方についてお話したいと思います。
まずその前にラベンダーには様々な系統があり、系統によって、
栽培方法が異なるためきちんと整理して理解しておかないと育て方を間違えてしまい枯らしてしまうことがあるので、いま一度ラベンダーの系統と種類について確認して頂くことをおすすめします。
⇒【ラベンダーの系統】初心者が育てやすいラベンダーの種類は何?
イングリッシュラベンダーの栽培は難しい
まず、最初にイングリッシュラベンダーは初心者には難しい植物であることを認識しておく必要があります。
だからこそこの記事では初心者にも出来るコツをお伝えしたいのですが、ではなぜ栽培が難しいのかがわかれば自ずとその理由がわかってきます。
栽培が難しい理由
ラベンダーは年間、適度に温暖乾燥している地中海地方原産のため、日本の高温多湿な気候にはそもそも向いていない植物です。
色々な系統の中でも特にイングリッシュラベンダーは冷涼な気候を好むため、夏の直射日光や温度上昇を避けて栽培する必要があります。
そしてフレンチラベンダーの記事でも触れましたが、大前提として、水はけのいい土と乾燥しやすい素焼き鉢などで栽培することが大切です。
土と鉢に関してはこちらを参考にしてください。
⇒【簡単!今の時期初心者におすすめ】フレンチラベンダーの育て方
栽培のコツ
耐暑性のある品種を選ぶ
イングリッシュラベンダーは全般的に暑さに弱いことはお分かりになったと思いますが、その中でも耐暑性のある品種がありますので暑さに強い栽培が簡単な品種を選ぶことをおすすめします。
とはいっても今のところ1種類しかなく【長崎ラベンダーシリーズ】の「城南1号」か流通量の多い「リトルマミー」がいいでしょう。
枝透かし(えだすかし)
イングリッシュラベンダーの定番品種である「ヒッドコート」や北海道ラベンダーの代表品種「オカムラサキ」は極めて高温多湿に弱く蒸れを嫌うため、
6月の梅雨に入る前、5月下旬に株の内側の込み合っている枝を根本からカットし、風通しをよくするために枝透かし作業をしましょう。
だいたい株全体の2~3割の枝を減らすイメージです。
夏越し
夏の直射日光と温度上昇も苦手なため、、まず、西日の当たらない場所に置き、その時に木製のすのこの上に置いて下さい。
こうすると地面の照り返しと風通しが良くなります。
次に株の根元に軽石やバークを敷きます。
これにより根が温度上昇による傷みを防ぐの水やり時の土の跳ね返りによって土に存在する雑菌が葉に付着しそれが病気の発生原因になる
のを防ぐ効果があります。
イングリッシュラベンダーは園芸の上級者でもコツを知らないと育てるのが難しい植物です。
しかし、株自体の寿命も3~5年くらいですが多くの人が1年以内に枯らしてしまうため【挿し木】で増やしたり【切り戻し】や【植え替え】作業をし来年も咲かせられるように頑張りましょう!
【挿し木】【切り戻し】や【植え替え】の方法は次の記事を参考にして下さい。
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