イチゴの葉が冬に赤くなる!茶色く枯れる理由は病気?
イチゴを栽培していると11月くらいから2月の冬季にかけて葉が赤くなったり枯れてしまうことがあります。
イチゴ栽培初心者の人にとっては不安になりますよね?
今回はなぜイチゴの葉が赤くなる、枯れる原因と対処法について解説したいと思います。
イチゴの葉が赤くなる原因は寒さ
イチゴは畑やプランター栽培であっても屋外(露地栽培)で育てる場合は、11月くらいから寒さが厳しくなって低温になると葉が赤くなることがあります。
そして、これはイチゴの生育サイクルとして自然なことなので病気ではなく心配する必要はありません。
そのため肥料不足ではないか?水不足ではないか?など勘違いしないことが大切です。
一般的にイチゴを露地栽培すると、生育サイクルは11月~2月までは休眠期になります。
スーパーなどで2月の頭からイチゴが安く出回りますが、あれは温室で促成栽培されたイチゴのなので我々素人が簡単にできる栽培方法ではありません。
冬にイチゴの葉が枯れる原因も寒さ
イチゴの葉が赤くなる原因は寒さですが、その延長線として葉が茶色く枯れてしまうことがあります。
イチゴの葉は外側から順番に赤くなり、その赤い葉がやがて茶色く枯れるんですね。
では、この赤くなったり茶色く枯れた葉はつけっぱなしで良いのか?という疑問を持たれると思いますが、枯れ葉は取り除く必要があります。
イチゴの葉の病気についてはこちらの記事を参考にしてください。
枯れ葉は株元から取り除く(下葉取り)
赤い段階ではまだ取り除かなくても大丈夫です。しかし、茶色く枯れた葉は株の付け根から切って取り除かなければなりません。
なぜかというと、枯れ葉にカビが生え病気に感染する可能性が高まるからです。
この葉を取り除く作業のことを専門用語で「下葉取り(したばとり)」と言います。
下葉取りは枯れたり少し傷んだ葉を見つけたら取り除くのですが、1回の作業において完全に枯れている葉は取った方が良いですが、傷んでいる葉は1~2枚程度にしましょう。
なぜかというと、もちろん完全に枯れた葉は光合成をすることはできませんが、まだ緑色の部分がある傷んでいる葉は光合成ができるためあまりにたくさん葉を取り過ぎると株全体が弱くなってしまい生育に悪影響を与えるからです。
下葉取りの作業時期と効果
下葉を取る時期はだいたい11月くらい~3月くらいまでの寒さによって葉が赤くなる・枯れる時期です。
こまめに見つけ取り除くことが大切です。
下葉取りの効果として、病気予防もありますが株に刺激を与え新葉が出やすくなるなどします。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はイチゴの葉が赤くなる、茶色く枯れる原因について解説しました。
イチゴにとって寒さに当たることは春に実を付けるための条件になり重要なことです。
枯れてしまったと勘違いせず正しい栽培方法を実践しましょう。
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