プランター野菜の植え方|家庭菜園初心者が出来る手順と方法
初めて野菜栽培をスタートさせたい家庭菜園初心者にとって、何をどのように始めればいいのか全く分からないと思います。
そこで、ミニトマトやナスなど買った野菜苗がちゃんと収穫できるために植え方の基礎のキソを丁寧に解説します。
今回紹介する方法は野菜だけでなく花を植える方法と共通するので園芸初心者の方にぜひ習得して頂きたいです。
もくじ(タッチすると移動します)
用意するもの
- プランター
- 培養土
- スコップ
- 鉢底石(軽石)
- 軍手
プランターを用意する
写真のように排水システムが整ったものであれば鉢底石と呼ばれる軽石を入れる必要はありません。
そのまま培養土を入れればOKです。
もしお持ちのプランターの底に小さい穴しか空いていないのであれば鉢底石は入れて下さい。
鉢底石を入れる
鉢の上から3㎝まで培養土を入れる
初心者が最も間違えてしまうのは、プランターから溢れるギリギリまで培養土を入れてしまうことです。
なぜこれがダメなのか?というと水やりをしたときに培養土が溢れ出てしまうからです。
そのために「ウォータースペース(水しろ)」という空間を作る必要があります。
具体的には培養土を鉢の上から3㎝くらいまででストップし、めいっぱいに入れないことです。
この3㎝くらいの空間を「ウォータースペース(水しろ)」といいます。
これにより水やりをしたときに一瞬、培養土も同時に持ち上がりますが、プランターの外に溢れることはありません。
野菜苗を真ん中に仮置きする
まず、ビニールポットに植わっている野菜苗をプランターの真ん中に置いてください。
そうすることで中心に植えることを意識できます。
スコップか手で植え穴を掘る
培養土は柔らかいので、スコップもしくは手で穴を掘ります。
穴の深さですが、ポット苗の株元の高さとプランターに入っている培養土の高さが水平になるくらいです。
おそらく10㎝前後とりあえず掘っておき、微調整はあとでします。
苗を逆さまにしてビニールポットから取り出す
ビニールポット苗をの株元に手を当て、ビニールポットを逆さまにします。
ポットを挟むように押せばスッと苗が出てきます。
苗によっては逆さまにするだけで出ます。
苗を崩さずにそのまま入れる
ビニールポットの形状に固まった苗が出てくるはずです。
ここでの注意点として苗を崩さないことです。
このままの状態で掘った穴に植えます。
水平になるように植える
先程10㎝程度の穴を掘りましたが、プランターに入っている培養土の高さ(鉢の上から3㎝)と苗の根本の土が水平になるように苗を穴に入れて下さい。
深く植えすぎても浅く植えすぎてもいけないので“水平”は守ってくださいね。
土をかぶせて軽く押さえる
培養土を入れて最後に苗の元を軽く押さえて植え付け完了です。
水やりをする
苗を植え付けたら水やりをしましょう。
プランターの底から水がでるまでたっぷりと与えて下さい。
なぜプランターの底から水が出るまで与えなければならないのか?というと、単に土を湿らせるだけでなく水やりには土中に含まれている汚い空気を押し出す役目があります。
今植え付けた時点では汚れていませんが、成長するにつれてプランターの土の中の空気は汚れてきます。
新鮮な空気を根に触れさせ通気性を良くすると野菜も順調に生育します。
まとめ
以上が、野菜苗や花苗にも共通するプランターの苗の植え方です。
基礎のキソですが、これをやるかやらないかで野菜の出来に差が出ますのでぜひ実践してみて頂ければ嬉しいです。
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