プランター選び方|野菜を栽培する家庭菜園初心者に教えます
家庭菜園の一つであるプランター菜園をこれからスタートさせようと考えている初心者の方のために、どんなプランターを選べば失敗せずに野菜が収穫できるのか、形やサイズなどプランター選びのコツを紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
野菜栽培に適したプランターは大きく分けて4種類ある
主に野菜栽培用のプランターには丸型と長方形型と全部で4種類あります。
正方形のプランターもありますが、縦横の長さが同じなので栽培においては丸型とあまり変わりありません。
丸型と長方形型、どちらのプランターを購入すべきかは栽培する野菜の種類によります。
丸型のプランター
直径30~35㎝、深さ30~35㎝ 容量:15~20ℓ
丸型のプランターが向いている野菜
- ミニトマト
- 大玉トマト
- ナス
- ピーマン
- シシトウ
- パプリカ
- トウガラシ
- 小玉スイカ
- オクラ
- シソ
苗1本を植える場合、ほとんどの野菜は丸型のプランター栽培が向いています。
十分に根が伸びることができるだけの深さがあれば、小玉スイカなどを除き多くが上の上に伸びる野菜なので、丸型プランターで良いです。
長方形型のプランター
横幅600㎜×縦幅320㎜×高さ320㎜ 容量:約20~25ℓ
長方形型が向いている野菜
- キュウリ
- ゴーヤ
- ニンジン
- メロン
- ネギ
一方、キュウリやゴーヤなどツルが伸びる野菜は長方形型のプランターが向いています。
浅い長方形型
横幅650㎜×縦幅220㎜×高さ180㎜ 容量:12~14ℓ
浅い長方形型が向いている野菜
- イチゴ
- ラディッシュ
- コマツナ
- ホウレンソウ
- リーフレタス
イチゴやラディッシュなど、株の高さも幅も広がらない野菜は複数植えられるので浅い長方形型のプランターが適しています。
深い長方形型
横幅650㎜×縦幅390㎜×高さ420㎜ 容量:72ℓ
深い長方形型が向いている野菜
- ジャガイモ
- サツマイモ
- ダイコン
ジャガイモのように土の中で四方八方にたくさんの芋ができる野菜やダイコンのように根が深く伸びる野菜が向いています。
排水システムのあるものを選ぶ
プランターにも高いものから安いものまでたくさんの種類が販売されていますが、野菜を栽培する場合は思い切って排水システムの整ったプランターを購入することをおすすめします。
排水システムといってもハイテクなことは無く、上げ底のスノコが入っているタイプのプランターのことです。
排水システムがないと鉢底石といって別途、軽石という商品を購入し、土を入れる前に下に軽石を敷き詰めなければなりません。
この軽石を敷くのがなぜやめた方が良いのかというと、単純に作業が面倒くさくなります。
最近は網に入った鉢底石が売られていますが、ふつうは専用のネットに軽石を詰め土嚢の小さいようなものを作らなければなりません。
ネットに入れずに軽石を入れても良いのですが、そうすると今度は栽培が終わり片付けるときに土と軽石が混ざってしまい、分別する作業がこれまた大変になります。(ふるいにかけて土と軽石を別々にします)
お金も余計にかかるし作業も面倒くさいので今はおすすめしていません。
初心者に限らずですが、プランターで野菜栽培するなら排水システムのあるものを選びましょう!
最後に
ホームセンターなどに行くとたくさんのプランターが販売されていますが、野菜栽培に向いているプランターは限られています。
しかし、実際に多くのプランターを前にすると、どれを選んでいいのか混乱します。
お店によりますが、たくさん山積みなっているイチオシのプランターでも、実際は排水口が小さく使い勝手が悪いなんてことはよくあります。
プランター選びの段階で失敗してしまうと、元も子もないので初めてベランダ菜園など屋外で野菜をプランター栽培するときは、今回紹介したプランターの形やサイズを参考に選んでみて下さい。
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