レタス栽培で気をつけるべき害虫アブラムシとなめくじの対処方法
野菜栽培で避けて通れないのは害虫です。
完全無農薬であっても全く何もしないで
野菜を栽培し続けることはできません。
無農薬には無農薬での虫除けの方法がありますし
野菜栽培にOKな農薬を使えば
健康を害することもないです。
今回はレタス栽培で気を付けるべきアブラムシ
となめくじの対処法についてご紹介していきます。
もくじ(タッチすると移動します)
アブラムシとは
アブラムシは3月~10月に発生する体調2~4ミリの
虫で日本には700種類以上いるといわれています。
特に4~6月と9~10月に多く発生し野菜だけではなく
草花・花木・果樹などほとんどの植物につきます。
アブラムシは葉や花・つぼみ・新芽などの柔らかい
部分を好み、吸汁性害虫といって口針をだし植物
の汁を吸って生きています。
また甘露(かんろ)というアブラムシの排泄物(おしっこ)
により葉などそれらの部分がベタベタします。
これだけなら良いのですあ困ったことにベタベタした
部分にカビが生え、すす病などの病気を発症して
しまうとウイルスを媒介し植物全体に感染し
再生不可能にしてしまうのです。
こうなるとその植物は処分するしかないため
そうなる前の対策が必要になります。
なめくじとは
ナメクジはアブラムシと異なり食害性害虫と呼ばれ
葉や花・新芽など柔らかい部分をそのまま食べて
生きています。
ですから葉などに穴があくためわかりやすいです。
ナメクジは直接的に病気を誘発させる虫ではありませんが
放っておけば食べつくされてしまうためレタスなどの
人が葉を食べる目的で栽培されている葉菜類の栽培
においては退治する必要があります。
またナメクジは夜行性のため昼間はブロックの下
などに隠れているため見つけにくい特徴があります。
アブラムシの対処法
まずレタスにつくアブラムシの対処法としてできる
ことはまずは予防です。
虫がついてから対策を打つよりも虫が付く前から
対策を練っておいたほうがより効果は大きいです。
1.レタスを植え付けた際に防虫ネットなどでトンネルがけをすること。
防虫ネットをかけるということは害虫の侵入を
物理的に防ぐということです。
防虫ネットをかけるときに気を付けるべきポイントは
①植え付け直後にかける
②防虫ネットネットに穴があいてないか確認する
③閉める際に虫が入らないようにする
④隙間ができないようにネットの端のを杭などで土に固定する
2.株を銀色のキラキラ光るテープ・アルミホイルなどで囲う
アブラムシは光が反射するものに弱いため寄り付きにくくなる。
では、実際に葉などについてしまった場合はどうすればいいのかというと
3.殺虫剤を使う
やはり、殺虫剤の効果が一番大きいです。
例えば住友化学園芸から出ている家庭用園芸
GFオルトラン粒剤など浸透移行性のものを
苗を植え付けた際に根元にまいておくと
植物の内側から害虫を寄せ付けないようにします。
4.農薬を使わずに退治したい
農薬とっいっても野菜OKなものもあるので
とりわけ健康への心配はないのですが、
それでも完全無農薬で栽培したいという方は
クラフトテープなどの粘着テープでペタペタと取るか
もし取りきれないほど発生してしまっている場合は
牛乳を水で薄めてスプレーしたり
農薬の中でも天然由来成分の「オレート液剤」などを使うと良いでしょう。
ナメクジの対処法
ナメクジはアブラムシと異なり数えきれない
ほど増えるということはありません。
大きさも大きいですからね。
したがって退治する方法は2つ、
1つめは捕殺すること。
捕殺とは見つけたらそのまま割り箸などで捕まえる。
2つめは住友化学園芸のナメトックスやグリーンベイト
などの誘引殺虫剤を使うことです。
いかがでしたでしょうか。
野菜を育てる上でアブラムシやナメクジなどの
害虫は避けて通れない問題です。
いくつかご紹介してきた方法を参考にして
いただき美味しい野菜をつくりましょう!
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