なすを栽培する時に気を付けるべき害虫アブラムシの原因と対策
家庭菜園でなすを栽培するときに必ず表れる害虫
それはアブラムシ。
人間が食べてもおいしいものは
当然も虫もおいしいと思って寄生します。
そこで今回はなすに寄生するキモチ悪い
アブラムシの生態となすに寄生する原因と対策
についてお話ししたいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
ナスに寄生するアブラムシと症状
アブラムシには700種ほどいると言われており
その中で野菜に障害を与えるアブラムシは30種
ほどいると言われいます。
さらになすに被害を与えるアブラムシは主に
『モモアカアブラムシ』と『ワタアブラムシ』の2種です。
体長は2~3ミリほどで色は、緑、赤、黒など変化
にとんでおり、翅(はね)がある個体やない個体など
環境によって異なる適応力をもっています。
なすの症状としてアブラムシは吸汁性害虫といわれ
葉に穴をあけ糖分を含んだ養分を吸い取ってしまいます。
そのため葉色が悪くなったり葉が縮れたりし、成長をとめます。
またすす病が発生して落葉したり、ウイルスを媒介して
モザイク病を発生させたりなどし株をダメにしてしまうのです。
アブラムシの発生原因
これらのアブラムシは3月から10月に発生し
特に高温で雨が少ない、乾燥していると発生し
活発に活動します。
そのため梅雨明け~秋までに季節が合致し
なすの生育期間とも重なるため寄生されやすくなります。
アブラムシは雑草などから飛来するので何も対策を
しないと寄生してしまうのですが
なすの株は大きく育つため葉が込み合っていたり
狭い範囲でいくつも株を植えている場合など
風通しが悪かったりすると
アブラムシが寄生しやすくなります。
また、株にチッ素成分が多いと発生しやすい
とも言われています。
チッ素成分が多いと葉や株に栄養分が多く回るため
新芽や葉に寄生するアブラムシにとっては最高の
環境になってしまうんですね。
アブラムシ対策
では、なすに寄生したアブラムシの対策は
どうすればいいのでしょうか?
まず覚えておくべきことは、なすに限らず
害虫にかかる前に予防対策をすることが大切です。
植え付ける際に浸透性移行剤をまいておき
アブラムシが付きにくい株にしておくことが大切です。
アブラムシがついてしまた場合はスプレータイプの
殺虫剤で対処しましょう。
殺虫剤は野菜に使用してもOKなものがあります
ので必ずそういったタイプの商品を購入して下さい。
どうしても殺虫剤を使いたくない人には
牛乳を薄めたものをスプレーで散布する方法があります。
これは牛乳が乾燥して蒸発する際にアブラムシも
窒息して死ぬ原理なのですが殺虫剤ほど効果はありません。
あまりかけすぎると植物の気孔も塞いで
しまうため成長に支障がでます。
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