家庭菜園のなすが茶色くつやがなくて元気がないのはなぜ?

なすの実に起こる障害は、石ナス・ボケナスなどがあります。
これらになってしまう原因や対策については前回ご紹介しました。
しかし、ナスにはこれだけではなく
実の皮の部分が茶色く枯れたようになってしまい
艶も消え元気がないというお悩みも多く聞きます。
今回はこの原因についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
ナスが茶色くなる原因
(引用元http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/shigoto/nogyo/nougyoushikensenta/kenkyu/nouse/by/by2.php?sa=nas&bg=min)
1、キイロアザミウマによるもの
キイロアザミウマ(英名=スリップス)とは初めて
聞いた名前かもしれませんが、これもナスだけで
なく多くの野菜に寄生する害虫です。
7月~9月に多く発生するキイロアザミウマは
アブラムシ同様、吸汁性害虫ですが吸管がない
ため葉や実を傷つけることによって食害を起こします。
食害が進むと葉は縮れたり落ちたりし、葉だけではなく
実の皮にもカスリ状の傷が残ります。
これが実が茶色くなっている原因の一つです。
キイロアザミウマはナスの葉やガクに卵を生みつけるため
このような症状がでたら浸透性移行剤の殺虫剤を株元
にまくことをおすすまします。
内側から寄せ付けない株をつくりましょう!
2、日焼け果
名前の通り、日焼けをして茶色くやけてしまった状態。
日焼け果は天気の変化により一時的脱水症状により
起こるものです。
日焼け果とは曇りの日が続いたあと急に晴天が続いた
ときにナスの水分不足と日当たりが強すぎたことによって
実が茶色くなってしまう現象のことです。
【画像あり】⇒日焼け果について詳しくはこちら
3、風による被害
台風などの強風により実が葉や茎と
ぶつかりこすれることによって起こるもの。
以上見てきたようにナスが茶色くなる理由は害虫と日焼け
風によるこすれなどがあります。
ちなみに害虫による影響だと知ればキモチ悪いですが
皮をむけば実は食べることはできます。
なすの実におこる様々な障害を防ぐには
日頃から株の観察が大切です。
特にキイロアザミウマのような害虫は葉や葉裏
などを見れば明らかにきれいな葉ではないため
早期の発見ができます。
病気と害虫はかかる前の予防対策が大切です。
なぜなら、もしかかってしまった場合も最小限の症状
に抑えることが可能になります。
きれいな実を作るためには日当たり、水やり、肥料の
管理を怠らず、丈夫な株を作り病気や害虫にかかり
にくくすることも大切です。
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