栽培しているナスの皮が固くて苦い理由は?美味しいなすの育て方
プランターや畑で育てているナスがなぜか小さくて固い、苦い、まずい・・・ふつうに育てているつもりなのにどうして?
そんな状態を経験した人も多いと思います。
今回は家庭菜園のなすが、固い、苦い、まずいなどの原因についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
石ナス
まずは写真を見てください。ナスなのになにか形が変ですよね?実はこれ石ナスと呼ばれるものです。
石ナスとはその名の通り石のように固くこれ以上大きくなりません。当然味もまずいです。
なぜこのような状態になってしまうのかというと株の栄養状態が悪いと良い花が咲かずちゃんと受精できなかったり、一番最初に咲く花(一番花)が低温によって受精できなかったことにより起こる現象です。
以前の記事でもご紹介しましたが、なすはインド原産の
高温性植物のため気温が20℃以上ないと受精を含めた生育自体が不良になります。
石ナスの対処方法は、実がなる途中で明らかに形がおかしい場合は即取り除きましょう。
寒さによる原因であれば、通常暖かくなれば花はつき開花し結実します。
他に出来る対策としてはなすは「肥料食い」ともいわれるように追肥を必要とします。また乾燥に弱いため水やりもこまめにおこない丈夫な株を作りましょう。
ボケナス
石ナスの次はボケナスかと笑ってしまいますがボケナスも生育不良によって起こる現象です。
写真上でもわかるようにボケナスとは収穫が遅れることにより皮につやや張りがなくなっている状態です。
ナスに限らず果実はいつまでも成らせているとタネができます。
その分養分も使われているので株の体力も衰え収穫量が減る原因にもなります。
なすはやや硬いうちに収穫してしまいましょう。
タネができると実は固くなり味もまずくなってしまうのでいいことは何一つありません。
美味しいなすを育てるには
では、美味しいなすを育てるにはどうしたらよいのか?
それはナスの基本的な栽培方法の通りに実践してみることです。
注意点は
・日当たりのいい場所
・元肥が含まれた用土、
・株が大きくなるので倒れないように整枝
・肥料が好きなので追肥を怠らない
・乾燥が嫌いなのでこまめに水やりを行うなどです
なすに限らず基本的に植物はその植物の原産地の環境を参考に日光、水やり、肥料、病害虫に注意していれば失敗は少ないのでぜひこのことを覚えておいてください。
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