鉢植えのパンジーの葉が白くなるうどんこ病の発生原因と治療方法

パンジーは秋から春までの長い間開花しタネ
からでも育てることができる花の少ない冬の
花壇や鉢を賑わせる非常に人気のある花です。
花も丈夫な性質のため園芸初心者でも簡単に
育てられるのですが、タネかた育てるには少々
コツがいります。
むやみやらたに播いても発芽が難しいので
その正しい方法はこちらの記事で書いています
のでぜひご参考に!
⇒パンジーのプランターでの育て方と種から育てる種まきのポイント
パンジーは生育が旺盛なのが長所ですが、環境や
育て方によって短所にもなります。今回はその短所の
部分が原因でおこる「うどんこ病」の発生原因と治療法
についてお話したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
うどんこ病とは
うどんこ病は葉が白くうどん粉をかけたように
なってしまう症状で、カビによる病気です。
うどんこと言っていますが、この白く見える部分が
まさにカビの胞子です。
葉は光合成により栄養分を作るため葉面に胞子
が覆ってしまうとそれを妨害したり葉から養分を
吸収してしまい結果的に株自体を弱らせてしまう
仕組みです。
うどんこ病はなにも対策を立てなければどんどん
感染を広げていくため、必ず薬剤散布の必要性があります。
うどんこ病の発生原因
冒頭でも説明したようにパンジーは生育が旺盛で
葉を密につけこんもりと株を広げます。
しかし、春の高温期や多湿時に多く発生する
ことからうどんこ病の発生原因は
株風通しの悪さによる蒸れや枯葉や
花がらの放置などにあります。
どうして風通しが悪くなってしまうのかというと
パンジーの株自体が茂りやすいのもありますが
苗を植え付けた際に間隔が狭かったことが挙げられます。
植える間隔はプランターと花壇では異なるため
正しい間隔の取り方をこちらで確認しましょう!
⇒パンジーを育てる時プランターと花壇では植え方の間隔は違うの?
うどんこ病の治療方法
うどんこ病はカビというお話はしました。
胞子は風に乗って拡散してしまうため、もしあなたが
育てているたった一鉢のパンジーに発生した場合
放っておけばその周りにある草花にも感染する
可能性が十分あります。
そのため少しでも葉がうどんこが掛かったように
白っぽくなってるのを見つけたら
予防と治療を兼ねた薬剤を散布しましょう。
例えば、以下住友化学園芸から出ている
「カリグリーン」
「ベンレート水和剤」
「トップジンMスプレー」などを使用して
予防をすることをおすすめします。
![]() 住友化学園芸 カリグリーン 1.2gx10袋 |
![]() ベンレート水和剤 100g |
病気はかかってから治療するよりも、かかるまえに
対策を打っておいた方が良いです。
病気が進行してパンジーの葉がほぼ全体的に白く
うどんこ病にかかっているようでしたら、その場合は
諦めて株ごと処分して下さい。
無理に取っていて他の元気な植物に感染する
リスクを考慮することも大切な考え方です。
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