サンセベリアの水やり!やってはいけない3つのやり方



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観葉植物のサンセベリアを枯らしてしまう原因のNO.1が水のやりすぎです。水やり頻度についての質問が多いですが気温が異なる春・夏と秋・冬では全く違います。

今回はやってはいけないサンセベリアの水のやり方と正しい水のやり方について紹介します。

やってはいけない3つの水のやり方

  • 季節に関係なく毎日水やりをする
  • 3日1回など頻度を決めてやっている
  • 土の表面が乾いたらたっぷりやる

× 季節に関係なく毎日水をやる

サンセベリアの水やりでありがちなのは春夏秋冬、季節に関係なく毎日水やりをすることです。

特に1日に2回やる人もいますが、サンセベリア栽培において毎日水やりをすることは絶対にやってはいけません。

育てていると愛情がわいてきます。サンセベリアにとっての食事は水やりと肥料なので多くの人は欠かさず水やりはします。

しかし、サンセベリアは多肉植物なので葉っぱに水分を多く蓄えているため毎日水やりをしなくても十分生きていけます。

むしろ、毎日水やりをするということはお酒が飲めない人に無理やり飲ませているようなものなので、当然限界がきます。

人間の場合は意志で断ることができますが、サンセベリアはできないため葉を茶色くしたり、腐る等の症状とともに枯死します。

また成長期である5月から10月までの水やりと11月~4月までの水やり方法は全く異なり、季節に関係なくやるのは枯れて当然です。

× 3日に1回など頻度を決めやっている

次に毎日とはいわなくても3日1回とか1週間に1回など水やりをする頻度を決めているパターンです。

なぜこれがやってはいけないのか?というと、サンセベリアは植物であり生きています。

季節や置かれている環境の温度、自分自身の株の大きさ、鉢の大きさなどによって水を吸収する量や時間も異なります。

例えば、大人であれば1日1ℓの水を飲むことも可能ですが、赤ちゃんの場合は無理です。

大きなサンセベリアの株に与える水の量や頻度と小さい鉢に植わっているサンセベリアとでは全く違います。

日照時間が長く土が乾きやすいところに置いていれば乾きやすいですが、日陰などでは当然土が乾きません。

生き物である以上、〇日に1回など決められてしまうとうまく水を吸収できないため枯れる原因になります。

× 土の表面が乾いたらたっぷりやる

花屋さんなどで購入したときに「土の表面が乾いたらたっぷり水をあげて下さい。」と言われます。

しかし、これも半分正解で半分間違えです。

なぜならサンセベリアも人間と同じように株によって状態が違いますし、栽培環境も人によって違うからです。

水やりの基本は「土が乾いたらたっぷりやる」です。敢えて「表面の土が乾いたら」と言われるのは素人でも乾いているかどうかが判断しやすいからです。

しかし、実際には土の表面は乾いていても根っこの付近である見えない部分は湿っている可能性があります。

特にプラスチック製の鉢は乾きにくいので十分あり得ます。

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水やりによるサンセベリアの成長のしくみ

ここで水やりがサンセベリアの成長にどう関わっているのか?紹介します。

サンセベリアの鉢に水をやると根が導管を通って葉先まで全体に行きわたります。

根はサンセベリアの株を支える重要な部分であり、根を深く長く張り巡らすように成長していけば株自体が大きくなり葉数が増えたり大きくなったりします。

根はどのように成長していくのか?というと水が不足してくると水を求めて伸びていきます。

そこで水やりをすれば根は水を吸収し株全体に送ることができます。

肥料も合わせて与えれば養分も一緒に運ぶことができますね。

それを繰り返しながら植物は成長していくわけですが、毎日水やりをするとどうなると思いますか?

根は水を求めて伸びる必要がないばかりか、呼吸もできないので窒息状態になります。

根が伸びないということはその上にある葉や花、株全体が軟弱になってしまいます。

行き過ぎると根が腐る「根腐れ」という現象が起こり植物は枯れます。

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サンセベリアの正しい水やりを知るには?

サンセベリアの原産地の環境を知る

サンセベリアの原産地はどこか知っていますか?

サンセベリアの原産地はアフリカの乾燥地帯です。ナイジェリアやコンゴ民主共和国、タンザニア・エチオピアなどに広く分布しています。

ナイジェリアの旧首都ラゴスの平均気温は27℃と高くサンセベリアが高温には強いけど寒さに弱いことが良く分かります。日本でサンセベリアを屋外で越冬させるのは沖縄でも難しいです。

サンセベリアを上手に育てるコツは原産地の気候を真似た環境で栽培することです。

高温乾燥地帯ということは毎日水やりをすると枯れてしまうことはわかりますよね?

サンセベリアは乾燥に強い

写真を見てもらうとわかりますが、山の斜面や乾燥した土質の悪い環境に自生しています。

つまり高温乾燥地帯生まれの植物ということは少々水やりをしなくても枯れないということもわかります。

しかも低温にも弱い訳ですから日本の冬のように最低気温が一桁になる時期の水やりは厳禁です。

サンセベリア以外の観葉植物にも言えることですが11月~4月くらいまでは非成長期なので生育が鈍いです。

水やりの再開は4月以降

多肉の観葉植物の中でもサンセベリアに限り、秋の彼岸(9月中旬)~春の彼岸(3月中旬)までは水を一切、水をやりません。

水やりを再開させるのは最低気温が10℃を上回る4月以降です。(下記は東京の年間気温図)

たしかに過乾燥だと葉は丸まってくるため、朝から夜まで休むことなく暖房がついており20℃を下回らないような環境であれば水やりをした方が良いのですが、自宅であろうとオフィスであろうと夜間や留守のときは暖房を切るのが普通でしょう。

サンセベリアは本当に乾燥に強く、半年くらい水やりをしなくても生きます。

ただし、寒さに弱いためそれが原因で根元が茶色く腐り、葉が倒れてきます。

水不足が原因だと思いさらに水やりを再開してしまう人が多いですが、低温と水やりが合わさると一気に枯死します。

サンセベリアはサボテンと同じ多肉植物

多肉植物とは、肉厚な茎や葉に水を貯めることのできる植物である。多くの多肉植物は表面がクチクラ層で覆われて水の蒸発を防いでいる。さらに、水の消費が少ない反応経路であるCAM型光合成(ベンケイソウ型有機酸代謝、日中は気孔を閉じて炭酸固定をせず、夜間に炭酸固定をする)が多くの多肉植物に見られる。

だいたい肉厚な植物は多肉植物であることが多いです。

サボテンも多肉植物の1種です。野生のサボテンがどんな場所に自生しているかといえば砂漠や乾燥地帯をイメージすると思います。

雨があまり降らなくても生きていけるのはサボテン自身が水分を溜めているからです。

サンセベリアの肉厚な葉にも水分が含まれています。

昔はリュウゼツラン科の植物に分類されていたのですが染色体などのDNAレベルの系統解析分類により、現在はスズラン亜科(キジカクシ科)の多年草とされています。

同じ仲間にはオモトなどサンセベリアと似た植物もありますが、スズランやドラセナも同じ仲間なので見た目だけでは同じ仲間かどうかすぐ判断するのは難しいです。

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正しい水やりの目安とタイミング

繰り返しますがサンセベリアは水分を葉っぱに溜め込んでいる肉厚な多肉植物です。そしてアフリカの高温乾燥地帯に自生する植物のため暑さと乾燥に強いです。

■水やりの目安

  • 5月~9月:月2回
  • 10月~4月:水をやらない

ただし、秋から冬にかけて20℃以上を保てる室内や温室で栽培するなら月1回の水やりで十分です。

正しい水やりのやり方は以上の目安を参考の上、水が乾いているときの鉢の重さと水やり後の重さを感覚的に覚えておきます。

次の水やりのタイミングは乾いている鉢の重さに近づいたときです。

サンセベリアは少々水が不足しても葉が垂れるようなサインを出さないためわかりずらいです。だいたいの感覚で大丈夫です。

鉢底から水が出るまでたっぷりとあげます。

よく、サンセベリアは多肉植物だから水やりを少量しかやらない人がいますが、それは間違えです。

1回当たりの水量を少なくするのではなく、やるときはしっかり鉢底から水が出るまでやります。

なぜ鉢底から水が出るまでやるのかというと、水を鉢内に浸透させる目的と鉢内にたまっている汚い空気も押し出す必要があります。

鉢植えの植物が丈夫に成長するには通気性も重要だからです。

乾燥しすぎるとどうなる?

サンセベリアは乾燥に強いのですが、過乾燥になると葉にしわがよってきます。

種類によっては中心に向かって丸く閉じてしまうものもあります。

しかし、春になり水やりを再開させると元に戻ります。

乾燥で気を付けたいのはむしろ害虫の発生です。

風通しが悪い場所で乾燥しすぎるとハダニやカイガラムシなど乾燥を好む害虫がつく可能性があります。

ハダニやカイガラムシを防ぐには水やりをするのではなく、濡れたぞうきんなどで葉っぱを拭いてあげたり、葉水(はみず)といって霧吹きをかけてあげることで湿度を与えることです。

カイガラムシはほこりっぽい場所も好きなので葉っぱのお掃除も兼ねて日頃からきれいにしてあげましょう。

ハイドロカルチャー(水耕栽培)での水やり

水耕栽培のサンセベリアの水やりは目視での判断ではなく「インジケーター」という水分感知器を根の中心付近に挿して過不足を判断すると良いです。

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ハイドロボールやセラミスグラニューなど水耕栽培用の土は発泡煉石(はっぽうれんせき)といって粘土を高温で焼いているため微生物を含まず清潔なのが特徴ですが、

水やりにおいては乾いているように見えても一粒一粒の中にはまだ十分に水分が含まていることもあるので、目視では水やりの加減が難しいです。

通常の観葉植物は水が不足すると葉が下向きになったり葉を落としたりなどサインを出すのですが、サンセベリアは少々の水不足ではサインを出さず葉も真っ直ぐしています。

サンセベリアが水不足によって葉にしわが寄ってくるなどサインを表すのは、通常の培養土、観葉植物用の土栽培においてもかなり長期間に渡って水をやっていない状態なので、

普段、水の過不足を目視で判断しにくい植物ということは覚えておくと良いでしょう。

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植え替え後・株分け後の水やり

植え替え、株分け直後に1回水やりをします。

その後の水やりは土の乾き具合を見て判断するしかありません。

ただ、植え替え後や株分け後がサンセベリアにとってどのような状態かを知っておくことで、むやみに水やりをする必要はありません。

植え替え後や株分け後は人間でいう手術後の状態と同じです。植物の成長の根幹である根の部分を切ったり、分けたりするわけですから一時的に植物全体の力は弱まります。

植え替えでも根を崩さず一回り大きい鉢に植え替える場合と、株分けも兼ねて根を崩す場合とでは根へのダメージも異なります。

一般的に、根の数が多かったり太い根があれば水分の吸収量も多く、根の数が少なく細ければ水分の吸収量も少ないです。

株分けしすぎると成長が悪くなるというのは1株1株の根の量が少なくなるからです。

植え替え後や株分け後は一時的に根が弱るため、土の乾き具合をよく確かめながら慎重に与えましょう。

葉挿し後の水やり

葉挿し後の水やりは普段の水やりとは異なります。

葉挿しをするときは切り口を乾かすために1日程度置いてからバーミュキュライトなどの水はけの良い土に挿したと思います。

これは切り口を湿らせていると雑菌や水が浸透し腐りやすくなるからです。

切り口の部分だけ乾燥させておけば腐る率が下がります。

葉挿しをするときは最初に土を湿らせておき、挿します。

その後は日陰において管理するため、乾きにくいい状態になっていると思います。

根を出すときにはある程度水分がないと発根しないので、半乾き状態を保ちましょう。

葉挿しでは水分加減や置き場所によって全ての葉から100%成功するとは限りません。

そのため複数枚挿して、成功確率を上げる対策を取ることをおすすめします。

サンセベリアは乾燥に強いのですが、発根させるときは少し違うということですね。

まとめ

■サンセベリアのやってはいけない3つの水のやり方

  • 季節に関係なく毎日水やりをする
  • 3日1回など頻度を決めてやっている
  • 土の表面が乾いたらたっぷりやる

上記によってサンセベリア本来の栽培環境を崩しているため枯れてしまうのは当然といっても良いでしょう。

ついつい水やりをしてしまいたくなる気持ちはわかりますが、サンセベリアのためと思って我慢しましょう。

手のかからない植物なのでズボラくらいが丁度いいです!事実、会社などに置かれているサンセベリアがいつまで生き生きと成長しているのを見かけます。

今回ご紹介した内容を踏まえてサンセベリアの水やりをマスターして下さい。

 

サンセベリアの間違った水やりをするとこうなりますので参考にして下さいね

⇒サンセベリアが枯れる!葉が茶色く腐る!萎れて抜ける原因とは?

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