サンスベリア 伸びすぎ!倒れる対処法
葉が倒れる全ての原因が伸びすぎとは限りません。
今回は、サンセベリアの倒れたときの対処法について紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
鉢ごと倒れる原因と対処法
- 鉢が株の大きさと重みに耐えられない
植え替える
株は元気に成長しているのに鉢ごと倒れてしまうのは、植わっている鉢に対して株全体の成長が著しいため頭が重い状態になっているからです。このような場合は、一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。
ポイントは“一回り大きい”鉢です。例えば今サイズが直径15㎝(5号)の鉢に植わっているのであれば直径18㎝(6号)鉢に植え替えます。
一回り大きな鉢に植え替え、土を入れれば株全体の重さとのバランスが取れるので鉢ごと倒れるようなことはなくなります。
また、植え替えついでに切った葉から新しく増やす(葉挿し)こともできます。
葉の切りつめ方
とにかく伸びてしまって葉を切り詰めたい場合は、切ったところをハサミで山型にカットして整えましょう。
尚、通常はそのままでも切り口が乾燥するので問題ないのですが、場合によっては切り口から雑菌が侵入し株を枯らしてしまうこともあるので切り口に殺菌剤を塗布しておくとより安心です。
葉だけ倒れる原因と対処法
- 日照不足
- 寒さによる枯れ
- 水のやり過ぎ(根腐れ)
- 病害虫によるもの
日照不足による葉の倒れ
株の脇から新芽が出るなど成長はしているけれども、葉がひょろひょろとして横に倒れかかっているのであれば「日照不足」が考えられます。
サンセベリアはアフリカの高温乾燥地帯原産の植物なので、日光が当たらない場所で育てていると丈夫に育ちません。
では日光が入らず電気の光だけでは栽培できないのか?というとサンセベリアは400lux以下でも生育はできます。
400luxとはだいたい蛍光灯照明のオフィスの明るさです。
しかし、晴天時の昼の太陽光は100,000lux、曇りの昼の太陽光でも32,000luxのため日光と電気光では大きな差があり、植物が丈夫に育つには日光に当たるかどうかは大変重要なことがわかりますね。
直射日光に当てる必要はありませんが、できるのであれば日光が少しでも当たる場所で栽培すると良いでしょう。
寒さ・水やり・病害虫による葉の倒れ
低温や水のやり過ぎて根が腐っている、病害虫が付いたことによって樹勢が弱まり葉が倒れる等々、
どれも成長に障害があることで葉が倒れている場合は、葉の倒れ方も完全に横倒しになり葉が茶色く腐っていたり、根元から取れてしまうはずです。
これらの場合は、葉が伸びているから倒れてるのと全く理由が違うため、水やりを控えたり、新しい土に植え替える、または処分するなど他の対策を取りましょう。
葉が伸びない品種もある
最もよく知らていて多く流通しているサンセベリアはサンセベリア・トリファスキアータ‘ローレンチー’(Sansevieria trifasciata var. Laurentii)です。
しかし、模様は似ているけれど以下写真の高く伸びない品種もあります。
それがサンセベリア・トリファスキアータ‘フツラ スパーバ’(Sansevieria trifasciata‘Futura superba’)です。
こちらは葉幅が太く、他のサンセベリアの品種同様、新芽は横に出して増えて行きますが、高さが30㎝より長く伸びることはありません。
一般的なサンセベリア・トリファスキアータ‘ローレンチー’よりは流通量は少ないですが、そこまで珍しい品種でもないので、伸びすぎに悩んでいるならばこのような品種を栽培すると良いですね。
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