日日草がかかってしまう【立ち枯れ病】とはどんな病気なの?
せっかく植えた苗が突然枯れて
しまった・・・
そんな経験はありませんか?
日日草などでもたまに見られる
ことがある「立ち枯れ病」という
病気。
日日草だけでなく、インパチェンス
アスター・ダリアなどの花苗、
野菜苗でも起こります。
元気だった日日草が突然枯れた、
最近やたらと水切れをおこす、
葉っぱの元気がない・・・という
場合は立ち枯れ病かもしれません。
かかるとやっかいな病気なので
よく観察して早めに見つけましょう。
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立ち枯れ病の原因
原因は土の中の病原菌。
糸状菌、つまりカビの一種
です。
春になり植物が生育すると、
土中の菌核(きんかく)から
菌糸(きんし)を伸ばして
根っこや土に近い茎の部分を
侵します。
この菌は-5~30℃前後で生育し
発育の適温は22~25℃なので、
ちょうど苗を植えつけた頃から
発症してしまうことに。
多湿状態を好み、20℃前後で
発病しやすいと言われています。
雨が多い年や、水はけが悪い
場所は要注意。
立ち枯れ病にかかるとどうなる?
土に近い部分の茎が細くくびれ、
腐ったようになり倒れて枯れて
しまいます。
葉っぱも下から黄色く変色します。
日日草の場合、葉っぱが巻いて
きて水切れを起こしやすくなったら
異変の兆候。
立ち枯れ病が発症しやすい土
にはダンゴムシが増える、という
説もあります。
よく観察してみましょう。
立ち枯れ病にかかったらどうするか
残念ながら、かかってしまった
苗を治すのは難しいです。
土の中の病原菌によって他の
植物にも感染してしまうので
病気にかかった苗は根ごと
抜いて処分しましょう。
また、病気が発生したらその土
は廃棄するのが無難です。
別の植物を植えれば、また病気
が広がってしまうことも考えられ
ます。
立ち枯れ病・予防の方法
水はけよく、良い土を使うこと
に尽きます。
プランターの場合は畑と違って
土を入れ替えられるので
日日草を植えるときはなるべく
新しい土を使いましょう。
ジメジメした状態で発生しやすいので
あまり密植させすぎないのもポイント。
風通しのよい環境をつくりましょう。
また、連作栽培をすると発症しやすい
と言われます。
庭や花壇の場合は、去年日日草を
育てた場所は避けて植えてください。
せっかく植えた日日草、
立ち枯れ病で全滅・・・とならないように
土の健康にも注意を払ってくださいね。
日日草は比較的病気にも強く秋口まで
元気に咲く花ですが、万が一
立ち枯れ病になって全滅しないために
も育て方の基本を押さえておくことが
大切です。
復習のためにもいま一度ご確認
くださいね。
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