ビオラの水やりの頻度は冬は毎日あげる?正しいビオラの育て方
ビオラはパンジー同様に晩秋から春まで長い間咲き続ける寒い時期には欠かせない植物です。
ビオラは丈夫な花のひとつで初心者にも簡単に育てられるのですが、実はちょっとした手間をかけるかけないかで大きく成長が変わります。
今回は特に冬のビオラの水やりの頻度と正しい育て方についてご紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
パンジーとビオラで管理方法は違うの?
ビオラはパンジーから生み出されたスミレ科の一年草で植え付け時期や開花期もほぼ同時期です。
ちなみにパンジーとビオラの違いは花径が5センチ以上がパンジー、5センチ未満がビオラとされています。
ビオラはパンジーに比べて小輪であることから花数も多くこんもりとした形に株を広げる特徴があげられます。
しかしそれぞれ品種改良も進みパンジーかビオラか区別がつきにくい大きさの系統も存在することから2つの区分は厳密ではありません。
では、水やりなどの管理方法はパンジーとビオラで違うのでしょうか?
答えは・・・ほぼ同じです。
ですから両方を寄せ植えにしても管理方法が同じ
なため育てやすいといえます。
ビオラの水やりの頻度
今回はビオラが主役ですので管理方法はパンジーも同様だと思っていただいてOKなのですが、ビオラの水やりの頻度はどのくらいなのでしょうか?
ビオラはパンジーに比べ花も小さい分寒さにもやや強い傾向があります。
本題の水やりの頻度ですが、鉢植えの場合、まず基本的には鉢土の表面が乾いたのを確認してから行います。
そして寒さが厳しい1、2月は水やりの頻度を減らし暖かい日にあげるようにしましょう。
これは寒い時期に水やりを減らすと耐寒性が増して株が丈夫になるからです。
特に冬の水やりで気を付けなければならないのは夕方にあげないことです。夕方に水を与えると外気温は夜になるにしたがって下がっていきます。
そうすると夜中には株が凍ってしまい根を痛めてしまうからです。植物にとって根の役目は水分や養分を植物全体に運ぶ心臓部のためここを痛めてしまうと生育に大きなダメージを与えることになります。
ちなみにビオラの葉が紫色に変色していたらそれは寒さによるものです。ですが、枯死することはありません。
正しい水のやり方
では、前の章からの続きにもなりますがビオラの正しい水のやり方はどうすればいいのでしょうか?
それは、毎日2回とか何日に一回など、日時で与える回数を決めるのではなく、必ず株の状態をみてから与えること。
ただし水やりの時間に関していえば午前中の作業がベストです。水のやり方は、鉢土の表面が乾いたのを確認しできれば実際に土を触ってみて1~2センチ指で掘って土中も乾いているか確認してから、水を鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
この時に注意したいのは、花の上からジョーロでシャワーをかけるように花も葉も全部濡らすやり方。誰もが子供のころ教えられ水のやり方ですが実はこれ間違いなんです。
花壇の場合などは雨が降るので仕方ないですが、鉢植えの場合は花や葉に水がかからないように株の根元の直接水をやりましょう。
花や葉に水がかかるとそこから菌が媒介し病気が発生してしまうことがあるからです。
ビオラを上手に育てるには水やりだけでなく肥料や花がら摘みなど他にもたくさんのコツがあります。
今回は水やりについてご紹介してきましたがたかが水やりされど水やりです。正しい水やりの方法を覚えぜひ実践してみましょう。
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