水栽培のヒヤシンスの球根を花後に植え替えて来年も咲かせる方法
ヒヤシンスは地植えや鉢植えなど土に植えて栽培する方法もありますが、もうひとつ昔から手軽にでき子どもも喜ぶ水栽培による育て方も広く知られています。
ヒヤシンスの水栽培は専用の容器に入れてヒヤシンスの球根を置くだけで出来ますが、それだけでは花が咲かなかったり球根が腐るなど栽培に失敗してしまうことも少なくありません。
そのため上手く水栽培するにはいくつかのポイントがありますので詳しくは次の記事を参考にして下さいね。
⇒水耕栽培のヒヤシンスの花が咲かない理由と球根が腐る原因とは?
今回は、「水栽培で花を咲かせた後のヒヤシンスの球根は来年も咲かせることはできないの?」というお悩みに答え、来年も咲かせる方法をご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
水栽培中の管理
ヒヤシンスの球根はもともと球根に栄養分を貯蔵しているためそれだけでも花を咲かせることはできます。
しかし、土に植える場合用土には堆肥や肥料も加わることによってよりきれいに長くたくさん花を咲かせることができるのですが水栽培の場合、元々球根の蓄えられている養分しかないため何もしなければ使い果たして終わりになります。
そのため水栽培であっても10日1回くらいのペースで液体肥料を与え、水も入れ替えましょう。
またヒヤシンスの花が枯れてきたら株を疲れさせないためにも必ず「花がら摘み」という作業をしてくださいね!
この作業は来年も花を咲かせるためには最低限やっておく必要があります。
詳しい作業方法はこちらで確認してください。
⇒ヒヤシンスの花が咲きわった後の管理【花がら摘み】をする理由
花が咲き終わったら
水栽培で育てたヒヤシンスの花が終わったら、細い白い根を傷つけないようにそっと容器から球根を取り出します。
そうしたら深さ30センチくらいの鉢か地植えの場合は深さ30センチくらいの穴を掘りそこにたっぷり水を入れてから培養土で植え付けます。
たっぷり水を入れる理由は今までずっと水栽培で育ってきたため、いきなり土だけでは急激な栽培環境の変化により枯れてしまうことがあるからです。
そして引き続き10日1回ペースで液体肥料を与え、このまま葉が黄色くなって枯れてくる6月まで待ち球根を掘り上げましょう。
掘り上げてからの球根の保存方法に関しては次の記事を読んでください。
⇒ヒヤシンスの球根の保存方法と二年目以降もきれいに咲かせる方法
水栽培の球根は今年限り?
今まで、水栽培のヒヤシンスの球根を来年も咲かせる方法について紹介してきましたが実はこのような作業をしても必ずしも翌年花が咲くとは限りません。。
というのは、やはり長い間の水栽培では想像以上に球根へのダメージが大きく土栽培と比べるとどうしても養分を貯蔵しにくくなってしまいます。
ですから、基本的には水栽培の球根は1年限りでおしまいと割り切りうまくいけばラッキーくらいの気持ちで栽培することをおすすめします。
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