ヒヤシンスの球根の増やし方!花が咲き終わった後に堀り上げる方法
前回の記事では球根を増やす前の、花が終わったあとから掘り上げる前までのヒヤシンスの栽培方法についてお話しました。
これは、今回ご紹介するヒヤシンスを増やすために必要な作業ですのでもしまだ読まれてない方は一読してもらえると理解が深りますよ。
前回の記事はちら
では、さっそくヒヤシンスの球根の増やし方について紹介していきたいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
ヒヤシンスをタネで増やす方法
ヒヤシンスは球根植物ですがじつは花を咲かせそのままにしておくとタネをつけます。
「え、じゃあヒヤシンスってタネをまけば増やせるの?」という質問が来そうですが
答えは「はい、理論上では増やすことはできます。」
そこで、また新たな疑問がわいてきます。
それは通常ヒヤシンスは球根の状態で市販されておりタネは売っていないこと。
なぜかというヒヤシンスはタネから育てると成長し、花を咲かせるまでに非常に長い時間がかかるため球根屋さんとしては商売的に成り立たないからです。
球根を増やして販売した方が花もすぐ咲くので商品になりやすいんですね。
ちなみにタネから育てた場合どのくらいの時間がかかるのかというと、同じく球根植物のチューリップを例にとった場合、およそ7年くらいしないと花が咲かないそうです。
おそらくヒヤシンスは球根が大きくないと花が咲かないのでチューリップの球根の大きさと比べた場合それ以上の年数
がかかると思います。
つまり一般家庭でタネからヒヤシンスを咲かせるのは非常に難しいと思います。
だからヒヤシンスは球根から増やす
はい、タイトル通りヒヤシンスは1つの球根から増やすのが常識です。
では1個の球根からどうやって増やしていくのかというと、ヒヤシンスは水仙などと異なり植えっぱなしにしていても自然に分球することはなく人が球根を傷つけて分割してあげる必要があります。
引用元http://www.yasashi.info/sako_003.htm
6月に掘り上げた球根を7月頃に球根に底から十字に深く切り込みをいれます。
またこの作業をするときの注意点としてヒヤシンスの球根には蓚酸(しゅうさん)カルシウムといって毒性のある物質が含まれているため素手で触るとかぶれるなど炎症をおこすことがあります。
心配な人は先にこちらの記事を読んでから進めて下さい。
そしてそのまま風通しのいい涼しい場所で保存し置いておくと切れ目に小さい子ども球根ができます。
10月中旬~11中旬にそのまま植え付けることにより、およそ2~3年で花が咲くようになります。
ちなみに切り込みをいれた親球根は2度と花を咲かせません。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はヒヤシンスの増やし方についてご紹介しました。時間はかかりますが分球した球根からまた花が咲く日が来ますので気長に楽しんでもらうと良いですね。
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