育て方の疑問!シクラメンは花が終わったら種ができるんですか?
この時期、お花屋さんや街中で
見かける冬の代表花・シクラメン。
一度くらいは買って育てたことが
あるのではないでしょうか?
でもそういえば、シクラメンって
種を売っているのを見たことがないです。
仕立て上がったきれいなものを購入
するだけですよね。
植物なのだから、お花が終わった
あと種ができるはず・・・
シクラメンをちょっと詳しく知りたくなった方
のために、シクラメンの一生を調べてみました。
もくじ(タッチすると移動します)
買ってきたシクラメン、放っておけば種ができる?
答えはイエス!
ひとつひとつの花は、咲き終わると
ピンクや赤の花びらの部分が落ちます。
残るのは茎と、その先端のまるい部分。
この先端が、シクラメンの実になります。
園芸的には、株を弱らせないために
咲き終わった花茎はすぐに取り除きましょう、
と説明されています。
これを取り除かずに放っておくと、
徐々にまるい部分が大きくなります。
茎がくるくると巻き始め、だんだん
花茎が倒れてきます。実が熟していくのですね。
熟した実は最後には裂けて、中から
種を取ることができます。
種をまいたら育つ?
上の方法でとった種をまけば、
シクラメンが育ちます。
とってすぐまく「とりまき」でも、いったん
種を乾燥保存させてから秋にまく
「秋まき」でもOK。
夏の暑さに弱いので、秋まきの方が
失敗が少ないようです。
発芽までは光を嫌う性質があるので、
段ボール箱などをかぶせて暗くする
とよいでしょう。
種まきから花を咲かせるまでは、まく
時期にもよりますが、約1年程かかります。
シクラメンは球根ではないの?
シクラメンは球根植物です。
が、もちろん球根植物も種をつけるのです。
(チューリップも花が終わると種ができますよね)
シクラメンの場合、種をまくとそこから
球根が形成されます。
この球根、チューリップやスイセンの球根
のようにどんどん分球してふえる球根とは
異なり、年数が経っても球根全体が大きく
なるだけ。分球はしないのが特徴です。
(古く、大きくなった球根は葉や花も多くなり、
豪華な株を楽しむことができるそうです)
シクラメンは球根植物ですが、
株分け・分球はできない植物。
(人工的に球根を切って増やすなどは可)
種から育ててひとつの株をつくっていく
植物なのですね。
よく見かけるシクラメンも、育つ過程を
知るとまた違った親しみがわきますね。
種は比較的簡単にとれますので、
興味がある方は鉢植えのシクラメンから
種をとって種まきからチャレンジして
みてはいかがでしょうか。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |