シクラメンの育て方!室内の冬の水やりやしおれる等コツを伝授
冬の代表的な鉢花といえばシクラメン。
鮮やかな色が少なくなる季節に、玄関先や室内を彩る貴重なお花ですね。お歳暮や冬のご挨拶にも定番です。
せっかくのシクラメン、少しでも長く花を楽しみたいですよね。
今回は11月・12月~1月・2月にかけての冬の室内でのシクラメンの育て方について解説します。
もくじ(タッチすると移動します)
シクラメンの種類
鉢植えで売られている、いわゆるシクラメンのほか、庭植えでも楽しめるガーデンシクラメン原種系の小輪シクラメンなどもあります。
ここでは室内で楽しめる、一般的な大型のシクラメンについてお話しします。
置き場所
レースカーテン越しに日が当たるような明るい場所に置きます。
ただし、暖房が効いた部屋では、間延びして育ってしまいます。
お歳暮などに頂くシクラメンですが、多くの人はリビングなど常に楽しめる場所に置きますよね。
しかし、シクラメンにとって暖かい室内は超がつくほど苦手です。
実は関東・関西など中間地と呼ばれる地域ではガーデンシクラメンじゃない、ギフトで頂く園芸品種のシクラメンでも冬期、屋外でも元気に育ちます。
ですが、それでは鑑賞という観点からいうとつまらないです。
なので初心者がシクラメンを楽しみながら尚且つ、栽培できる場所があります。
それは玄関です。
玄関など涼しい場所に置いたほうが、花を長持ちさせることができます。
花がら摘み
花が咲き終わって放っておくと、種ができてしまいます。(余談ですが、花が咲き終わってそのままにしておくと、くるくると花茎が巻いていきます。それがcycle=シクラメンの語源なのだとか。)
種ができると次のつぼみが咲きにくくなってしまうので、咲き終わった花茎は根元から摘み取ります。
上図のように茎をねじるようにして引き抜くと、きれいに根元から摘み取れますよ。
同じような要領で、黄色くなった葉っぱなども随時取り除きましょう。枯れた葉をそのままにしておくと、カビが生えたり病気の原因になったりします。
水やりは毎日やると枯れる!
シクラメンの鉢に毎日水をあげたりする人がいますが、逆に水のあげ過ぎで根腐れしてしまい結果的に枯れます。
そもそもシクラメンは球根なので1年草のような草花と異なり、球根に水分や養分を溜めることができるので丈夫です。
正しい水やりの方法は、土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと底から流れ出るまで与えます。
土が常にじめじめしているような状態はよくありません。
底面給水のタイプの鉢(下に水受けがついていて、水を吸い上げるようなかたち)で売られているものも多いです。
その場合は、下の水受けの水がなくなってきたら補充します。
もっとも、葉がふさふさして土の状態が見えないことがあります。
その場合は、買ったもしくはもらったときよりも、全体的に葉が下向き加減になり元気がない、だらりとして葉に張りが感じられなくなってきたら水やりをしましょう。
ただし、葉に元気がなくなる前までに毎日水やりをしていたり、日が当たらないところに置いていた場合は水不足が原因ではなく、おそらく水のやり過ぎにより根が傷んでいることが原因です。
この場合は水やりを一旦止め、土が乾きやすいように陽当たりの良いところに置くなどし、土が乾くのを待ちましょう。
肥料
花が咲いている間は月に2~3回、液体肥料を与えましょう。
薄めて与えるタイプの速効性の液体肥料がよいでしょう。1000倍程度にうすめて与えます。
よいシクラメンの場合、適切に管理すると5月くらいまで花を咲かせ続けることもあります!
以上のようなコツを押さえるだけで、花を楽しめる期間がぐっと伸びますよ。
ちょっといいシクラメンをいただいたらぜひ一手間かけて、長く花を楽しんでみてください。
まとめ
- シクラメンは暖房の効いた室内は苦手
- 球根なので毎日水やりすると枯れる
- 花を咲かせ続けるには追肥をする
シクラメンは意外にも暖房の効いた温かい部屋は苦手な花です。
だから玄関や屋外など寒い場所で栽培した方が生き生きとしています。
水やりに関して、シクラメンは自分で水分を貯蔵できる球根植物です。つまり毎日水やりをしなくても大丈夫です。
反対に毎日水やりをすると球根が水分過多になり腐り始めます。
ついつい毎日お水をあげたくなりますが、グッと抑えてシクラメンのために控えて下さい。
最後にシクラメンは鉢に植わっていますよね。生産者さんが施した肥料は水やりのたびにどんどん流れ出ていきます。
固形肥料でも液体肥料でも構いませんが、追加で肥料を与えて下さい。
花を咲かせるためには栄養分が必要です。
水には花を咲かせるだけの養分は含まれていません!
肥料はシクラメンにとって私たち人間でいう「食事」のようなものです。
しっかりと栄養を取らないと元気に成長できません!
ネットやホームセンターなどで草花用の肥料を購入して与えて下さい。
固形肥料であれば1回まけば1か月くらいは効果があります。
「花工場」「ハイポネックス」などの液体肥料であれば水やりも兼ねて2週間に1回くらいのペースであげるといいです。
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