【来年も咲かせたい!】花が終わったあとのシクラメンの育て方

冬の鉢花として、定番のシクラメン。
お歳暮でいただいたり、自分で購入
したりして冬の間は楽しむけれど
翌年も咲かせるのはなかなか
難しいのではないでしょうか。
日本の夏はシクラメンの故郷とは
環境が違うのでちょっと工夫と手間が
必要ですが、うまく管理すれば来年も
花を見ることができますよ。
今年こそは!と思う方、
ぜひ挑戦してみてください!
シクラメンの性質と故郷について
シクラメンの故郷は地中海沿岸の山地
や丘陵地帯。
冬は雨が多くやや温暖。
夏は雨が少なく乾燥しています。
そう、日本の気候とは真逆です。
冬は室内で楽しむとして、
日本の高温多湿の夏はシクラメンに
とってはかなりハード。
これがうまく夏越しさせるのが難しい
ゆえんなのです。
それでも、手間をかけてあげれば
夏越しは可能です。
「シクラメンは暑いこと、ジメジメしていることが苦手」
としっかり頭に入れて夏越しに挑戦して
みてください。
今回は、気候や手間のかけ方によって
違う2つの方法をご紹介します!
休眠させる方法(暑い地域向け)
・4月まで
冬と同じように管理します。
気温が高くなってくるので、屋外の風通しに
良い場所に出してもよいでしょう。
・5~8月
葉は徐々になくなり、球根で休眠します。
葉っぱが枯れたら、水や肥料はいりません。
涼しく風通しのよい屋外に置きましょう。
休眠中とはいえ、暑いのは苦手です。
なるべく涼しい場所を探してあげてください。
・9月
まだ葉っぱは出てこないかもしれませんが、
そろそろ休眠から覚める時期なので
植え替えをします。
元肥を入れた新しい土と鉢を用意し
植え替えをします。
球根が土の中に埋まらないよう、
浅めに植えてください。
植え替えが終わったらたっぷり
水をあたえましょう。
その後は土がしっかり乾いたら
水やりをし、屋外の半日陰で管理を
続けてください。
水やりの際は、球根に水が
かからないように注意。
栽培を継続する方法(涼しい地域向け)
夏の間も栽培を継続させる方法です。
ちょっと手間はかかりますが、
早く花を見ることができます。
・4月になったら植え替え
一回り大きな鉢に、植替えをしましょう。
プラスチックの鉢でも良いのですが、
素焼き鉢の方が熱もこもりにくいので
おすすめです。
植え付けるとき、球根を土に
埋めないように注意してください。
もともと出ていた部分よりさらに球根を
露出させるくらい、浅めに植えるのが
コツです。
置き場所は屋外で午前中日が
当たるくらいの場所がベスト。
室内から外へ移動するときは
シクラメンにとって環境が大きく変わるので、
急にガンガン日が当たるところに
置いたりはしないでください。
・5~8月はなるべく涼しく!
シクラメンは暑さに弱いです。
とにかく暑くならないように、
屋外の風通しのよい半日陰で
管理しましょう。
湿気も苦手なので、水やりはひかえめに。
土が乾いたらさらに1日待ってから
水やりするくらいを心がけましょう。
梅雨どきは雨にあたらないように
気をつけましょう。
・9月
9月の段階で元気なら、夏越しは
ほぼ成功です!
もう一度、新しい鉢に植え替えをします。
あたらしい鉢を用意し、元肥を入れた
土に植え替えます。
こちらも球根が埋まらないように注意。
10月以降、花までもう少し!
10月を過ぎると、どちらの方法でも
葉が茂り、花まであと一歩!になります。
10月下旬には室内に取り込み、
明るい場所で管理しましょう。
追肥は月に1~2回。
水やりはあくまで 「乾いてから」
たっぷりです。
球根に水をかけないように、じめじめと
鉢皿に水を貯めないように注意です。
ここまできたら、きっと花芽が見えているはず。
買った時のように豪華には咲かない
かもしれませんが、
手間をかけて夏越しさせたシクラメンは
可愛さもひとしおです。
成功率は決して高くありませんが、
環境が合えば案外うまくいくという声も。
ぜひ一度、挑戦してみてくださいね。
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