ゼロからわかる!家庭菜園の土を再利用するとっておきの方法とは
ベランダで園芸をしていると、問題になってくるのが 「土の処理」。
収穫が終わったあとの土、枯れてしまった植物の土、どうしていますか?
処分して新しい土を使ってもいいけれど、少しでも再利用したいですよね。
家庭菜園の土を再利用する方法をご紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
手順1: ふるいにかける
まずは大きな根やゴミを取り除きます。
プランターや鉢をひっくり返して土を取り出し、大きな根のかたまりなどは捨ててしまいましょう。
その後土をふるいにかけて、根や大きな土の粒を取り除きます。
細かい根は残っていても大丈夫。そのうち分解されてなくなります。
手順2: 消毒する
土には、雑菌や虫の卵などが残っている可能性がありますので、消毒が必要です。面倒くさいかもしれませんが、これをやらずに毎年同じ土を使うと病気にかかりやすくなったり生育不良によってあまり収穫できないなんてことが起きます。
方法としては、広げて天日干しする方法と、ポリ袋などにつめて日に当て温度を上げる方法があります。
天日干しする場合は、日当たりのよいところにシートなどを敷き、土を薄く広げます。
夏なら2日程度、冬は温度が上がりにくいので4~5日よく日に当てて消毒完了です。
ポリ袋に入れて消毒する場合、透明または黒いポリ袋に土を入れ、できるだけ平らにして口を結びます。
そのまま日当たりのよい場所に置き(熱くなるコンクリートの上などがよいです)、2~3日太陽熱に当てます。
どちらもしっかり温度が上がらないと意味がありません。
お天気の良い、夏の暑い日にするのがベストです。
そういう意味で、いつでもすぐにリサイクルできるわけではなかったりもします。
使い古した土はふるいにかけるところまでやっておいて、ポリバケツなどに保管しておくのが良いのでしょう。
手順3: 肥料や堆肥を追加する
育てる植物に合わせて、堆肥や肥料などを足します。
日本では土は酸性になりやすいので、その場合は苦土石灰を。
最近は便利な「土のリサイクル材」も売られていますので、それを混ぜるのが簡単。
有機にこだわりたい方は、古土:完熟堆肥を1:1で混ぜて使いましょう。
ふるいにかけた古土を放り込んでおくポリバケツ、消毒済みの土を保管するポリバケツの2つを用意して土をためておき、使うときに肥料や堆肥をまぜて使うのがよいでしょう。
しかし都会のベランダでは、土を干したり保管するスペースにも限りがあります。
どうしても土を捨てなければならないこともあるでしょう。
あまり考えすぎず、ほどほどにやるのも大事かもしれません^^
捨てるときは、地域のゴミ出しのルールにしたがって適切に処理しましょうね。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |