初心者向けの万能ハーブ!コモン【セージの育て方と使い方】
セージには世界中にたくさん
の品種がありますが、主に
香辛料として使われている
のは「コモンセージ」です。
セージは入手しやすく育てやすい
ことからハーブ栽培初心者には
おすすめのハーブです。
しかし、簡単だからといって
土や水やりなど何でもいいわけ
ではありません。
そこで今回は、料理などに
使われる代表種のコモンセージ
を例にとりプランター栽培できる
正しいセージの育て方について
解説したいと思います。
セージとは
セージはローズマリーと同じく
地中海沿岸地方原産のシソ科
の常緑低木です。
セージは生育適温が15~20℃
で真夏を避け、5月~10月くらい
までの間に植え付ければ周年
葉を収穫することができます。
生育環境は日当たりと風通し
がよく、水はけのいい土壌を
好みます。
地中海沿岸地方は日本と
異なりアルカリ性土壌なので
日本の弱酸性である庭土や
酸度調整していない場所
では生育が悪くなります。
プランターと用土
セージは株張りが幅30㎝
高さ60~90㎝とハーブの
中ではローズマリー同様
大きく成長するため
苗を植え付けるプランターも
浅型の幅30㎝の10号鉢を
用意する必要があります。
前の章で紹介したように
セージは酸性土壌を嫌うため
植え付ける土は初心者の
場合ハーブ専用土を購入
するといいでしょう。
通常の培養土でも育ちます
のでなければあまりこだ
わらなくても大丈夫です。
苗の植え付け・水やり・肥料
苗の植え付け
セージの苗を植え付ける場合
直径30㎝の10号鉢に1苗
植えて大きく成長させるか
もしくは20cm間隔で3苗
植えてコンパクトな株で
育てるかは、あなたの
おうちで出来る栽培スペース
などを考慮して選んで下さい。
水やり
セージは地中海沿岸地方原産
のハーブなので、比較的乾燥
にも強いです。
そのため多湿にしないこと
を心掛けましょう。
例えば梅雨時期にも毎日
水をやったりしていると
土が乾かず根腐れして
しまったり株が蒸れて病気
が発生してしまうこともあります。
肥料
セージはローズマリー同様に
丈夫なハーブなので特に肥料
を与えなくても育ちますが
植え付け後から2週間に
1回のペースで化成肥料を
株元に一握り(約10g)を
播けば十分です。
セージの使い方
セージは防腐効果や抗菌力が
あることからソーセージなどの
加工食品や豚肉料理の臭み消し
に使われるのが一般的です。
やわらかい茎や葉をハサミ
でカットし収穫すれば、剪定
もかねて株がコンパクトに育つ
ので毎回使う分だけ収穫
しましょう。
例えば葉を1~2枚カットし
肉料理に添えて香りづけに
したりハーブティにもできます
がお湯を冷まして即席の
うがい薬にもなります。
いかがでしたでしょうか。
今回は初心者向けの万能
ハーブであるコモンセージ
についてお話してきました。
料理など以外にもハーブだけ
の寄せ植え材料としても同じ
生育環境であるローズマリー
やラベンダーなどと共に
【香りの寄せ植え鉢プランター】
を作ることができます。
ローズマリーやラベンダーの
育て方も参考にぜひセージを
たくさん育てて利用して下さい。
⇒ローズマリーと相性のいいハーブの寄せ植えを作るときのポイント
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