ジャガイモの秋植え!プランター栽培もできる収穫のコツ

春植え栽培が一般的ですが、秋植え栽培にチャンレンジするときのコツを紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
秋植えと春植え品種の違いはなに?
ジャガイモには以下3つの品種タイプがありますが、品種による休眠期間の違いが関係します。
- 春植え向き品種
- 秋植え向き品種
- 春秋植え兼用品種
休眠期間の長短
ジャガイモにはもともと成長が止まり芽がでない休眠期間があります。この休眠期間は品種によって違い休眠期間が長いタイプと短いタイプに分けられます。
ジャガイモの生育適温は15~24℃のため寒すぎても暑すぎてもいけません。
寒すぎると十分な量のイモが出来る前に成長が止まり、暑すぎるとイモが腐るなど病気にかかりやすくなります。
秋植えの場合には寒さが厳しくなる12月くらいまでには収穫を終える必要があります。そのためには休眠期間が短い早く芽がでる品種を植えることです。
つまりこれが秋植えに向く品種になります。
秋植え向き品種の中には春植えにも向く兼用品種もあります。
秋植え向き品種一覧
- デジマ
- 普賢丸
- アンデス赤
- ニシユタカ
秋植え特有の栽培のコツ
- 寒冷地は不可!中間地と暖地のみ栽培可能
- 秋植え向き品種を選ぶ
- 植え付け時期は8月下旬~9月上旬
- 小ぶり・Sサイズ(40~50g)のタネイモを選ぶ
- タネイモは切らない
- 霜が降りる前に収穫する
秋植え栽培できるのは中間地と暖地のみ
気温が低くなるのが早い北海道、東北、北陸、高冷地では秋植え栽培は向きません。春植え栽培をおすすめします。
関東甲信、近畿、東海、近畿、中国九州北部などの中間地や四国、沖縄、九州南部などの暖地では可能です。
植え付け時期のタイミングを逃さない
秋植えの植え付け時期は8月下旬~9月上旬とわずか1週間~10日間くらいしかありません。
この時期を逃すと収穫までの時期がずれることで、霜が降りるなどによってイモが傷み収穫できなくなります。
秋植えはタネイモを切らない
秋植えとはいっても実際に植え付けるのは8月下旬~なのでまだ夏です。ジャガイモは暑さにも弱いのでタネイモは切らないでそのまままるの状態で植え付けます。
切ってしまうと切り口から雑菌が入り繁殖して腐りやすいからです。
小ぶり・Sサイズ(40~50g)のタネイモを選んだ方がいいのもポイントです。
霜が降りる前に収穫する
8月下旬~9月上旬に植え付け、11月下旬~12月上旬が収穫適期です。
霜が降りる前に収穫するのがポイントなのでタイミングを逃さないようにしましょう。
ジャガイモの育て方手順
基本的な育て方は春植えと変わりませんのでこちらをご覧ください。
⇒ジャガイモの育て方!プランター栽培と畑の春植え・秋植え手順
品種選びと植え付け時期を間違えなければ、秋植えでもジャガイモ栽培はできます。
ただし、2018年のような猛暑、酷暑が続く特別暑い年はイモが腐るトラブルも多いです。
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