初心者がジャガイモを家庭菜園で栽培する時に注意する病気とは?
ジャガイモは家庭菜園ビギナー
が栽培しても失敗がすくなく
大変おすすめ野菜です。
ジャガイモといえば「男爵いも」
などが有名ですが、今はホーム
センターなどにいけば
カレーや肉じゃがなどの煮込み
料理の定番品種である
「メークイン」や黄金色の甘くて
お菓子などに向く
「インカのめざめ」などの
タネイモも市販されているので
自宅で本格的なジャガイモ栽培
が楽しめます!
プランターでも簡単に育て
られるのでぜひこちらの
記事を参考にしてみてくださいね。
⇒初心者が簡単にジャガイモをプランター菜園で春秋栽培できる方法
そんな菜園ビギナーにおすすめ
のジャガイモですが、栽培途中で
病気にかかってしまうこともあります。
今回は、初心者がじゃがいもを
家庭菜園で栽培するときに
注意する病気について解説
したいと思います。
ジャガイモ疫病(えきびょう)の症状と原因
1、症状
ジャガイモ栽培で一番気を付け
なければならない病気は
疫病(えきびょう)です。
発生時期は5月~10月までと
長く、梅雨時期など長雨など
夏ほど気温が高くないが
湿度は高い時期に多く発生
しがちです。
疫病は放っておくと、どんどん
周りの野菜にも感染してしま
います。
では、具体的にどのような
症状がでるのかというと
- 葉や茎が水にぬれたように茶色や黒っぽく枯れる
- 葉に白っぽい粉のようなカビが広がる
- イモも茶色く腐る
2、原因
主な原因は肥料のチッソ成分
が多すぎたことにより株が軟弱
だったことから発病したり
長雨や地面に生息する
遊走子(ゆうそうし)といって
菌類の胞子が雨水や水やり
などした際に
泥はねして株の葉裏に寄生し
疫病を発生するケースもあります。
また、梅雨など気温は高くないが
湿度は高い時期は菌類が生きるには
最適であるため疫病に限らず病気
が発生しやすい環境でもあります。
治療法と予防法
1、治療法
疫病の治療法はありません。
というのは、疫病はかかって
しまってから薬剤を散布しても
疫病自体が治って
感染したジャガイモの株が
元気に育ちなおすことは
ありません。
そのため上記のような症状
が出てしまったら感染を広げ
ないことに注力しましょう!
疫病は歴史的にも大飢饉を
引き起こす原因にもなり
感染株の周りに植物や土壌
にも感染し菌が残り続けます。
したがって疫病の症状を発見
した株は栽培を諦め焼却処分
して下さい。
2、予防法
疫病はかかる前に予防する
ことが大切です。
例えば、健全なタネイモを
選ぶことからはじまり、雨に
濡れないように土を高く
盛って(=高畝(たかうね))
排水性を良くしたり
植え付け時に株元に
敷きワラなどをして
雨や水やり時の泥はね
対策しましょう。
そしてやはり発生時期に
1週間に1回ペースで
総合殺菌剤を散布して
おくことで予防ができます。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |