家庭菜園で栽培している緑色のピーマンが赤くなるのはなぜ?
はじめて家庭菜園をピーマンを育てているけど緑色のピーマンがだんだん赤くなってきた。
パプリカの苗を買ったつもりはないのになぜ?というお悩みがあります。
今回は、スーパーなどで売られている緑色のピーマンを長期間収穫したいのに途中からいくつか赤くなってしまう理由についてご紹介したいと思います。
もし、ピーマンを東京などの中間地で6月~10月まで長期間栽培するためのコツを知らない人はこちらの記事を読んでくださいね
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ピーマンが赤くなる
ピーマンの仲間に赤や黄色やオレンジの“カラフルなピーマン”の「パプリカ」がありますよね?
たしかにホームセンターではパプリカの苗が売ってたけど、私が買ったのは緑色の苦~いピーマン。
途中まで緑色なのになんかだんだん熟して赤くなってくる・・
なぜ?もしや間違えた??と思われた方も少なくないかもしれません。
では、なぜピーマンが赤くなってしまうのかというと、私達が食べている緑色のピーマンは未熟果、つまり完熟前のピーマンを食べているだけでピーマンは放っておけば自然と赤くなるのです。
ちなみに緑色の果実は開花後15~20日、完熟の赤色ピーマンは開花後60日くらいです。
つまり収穫遅れが原因です。
赤くなるピーマンはそのままにしていいの?
ピーマンが赤くなるのは自然な事だということがわかりましよね?
では、赤くなっていくピーマンはそのままにしていいのか?という疑問がわきます。
株が十分親株になっていれば真っ赤に熟すまで待ち、苦くない甘味のあるピーマンを収穫することができます。
ですが株が若いうちに実を完熟させるとその分養分とエネルギーを使ってしまうので株が疲れてしまいその後の収穫量が激減してしまいます。
そのため株が若いうちは実が緑色のうちに、しかも早取りくらいの収穫がちょうどよく、株が親株くらいに成長する栽培後半期に完熟ピーマンを作ってみるといいです。
またピーマンの株が疲れないようにするには追肥といって成長に従い肥料を与える必要があります。
ピーマン栽培に必要な肥料の種類や分量についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒ピーマンを栽培し始めるときに必要な元肥はどんなものがいいの?
ピーマンとパプリカの違い
ちなみにピーマンとパプリカの苗の違いは実の色の問題ではなく、大きさの問題です。
通常私たちがピーマンといわれたときに想像する緑色のものは中果種、赤や黄色・オレンジのパプリカは大果種です。
そのためパプリカも最初は緑色の実を付けそれが熟して赤・黄色・オレンジになります。
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