家庭菜園でピーマンをいつまでも収穫できる3つの栽培の仕方
ピーマンは東京などの中間地では植え付け時期が4月末~6月初め収穫時期が6月~10月までと栽培期間が非常に長くたくさん収穫できる野菜のひとつです。
しかし、これはちゃんとして栽培管理ができた場合の目安であり、例えば家庭菜園初心者が取り敢えず苗を植えたら自動的に株が大きくなり10月まで収穫できるというわけではありません。
では、初心者でも10月まで長期間収穫することができるにはどのような栽培を心掛ければいいのでしょうか?
今回は家庭菜園でピーマンを10月まできっちり収穫できる方法をご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
長く収穫できるコツ
1、若取り
「若取り」ってなに?って思ったあなた。文字通り実が若いうちに収穫することです。
もともと私たちが一般的に思い浮かべるピーマンは熟す前に収穫しているから緑色をしているのですが(放っておけば赤くなります。)
ピーマンは次から次へと実をつけるため養分とエネルギーをたくさん使います。そのため株も疲れるんですよ。
なのでなるべく若いうちに収穫してしまい株を疲れさせないようにすれば株も長生きするのです。
2、リン酸成分を含んだ追肥
1で若取りについてお話ししましたがピーマンに限らず野菜は実を付けるのに養分とエネルギーを使います。
そのため追肥といって成長に従い肥料を与え続ける必要があります。
私たちに当てはめれば「食事」車に当てはめれば「ガソリン」と同じ役目をします。
また“リン酸成分を含んだ”と強調したのは実つきをよくするためにはリン酸成分が不可欠だからです。
ピーマン栽培に必要な肥料の種類や分量についてはこちらの記事で再確認しておくことをおすすめします。
⇒ピーマンを栽培し始めるときに必要な元肥はどんなものがいいの?
3、整枝(せいし)
※「整枝」とは、混みあった枝葉を風通り良くするために切り落とすこと。蒸れや病気発生を防ぐ効果があります。
ピーマンは成長してくると株の大きさが60~80㎝くらいになり、株幅も60㎝くらいは広がります。
そのため葉数も増えるのでもっさりしてしまいます。
一番花の下のわき芽はすべて摘み取りまた株の上部も混みあっている枝葉を切って整枝しましょう。
ピーマンは暑い気候は平気ですが株の内部が密になってしまうと風通しが悪くなり、病気の発生原因にもなりかねません。
したがって整枝作業は欠かせないのです。
以上の要点がピーマンを6月から10月まで長期栽培できるコツです。
めんどくさい作業もありますがたくさん収穫するために必要なので頑張って栽培してみてくださいね!
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