家庭菜園で収穫した【さつまいも】が甘くないのはなぜ??
家庭菜園で収穫した【さつまいも】が甘くないのはなぜ??
春から育ててきたさつまいも。ようやく収穫できる季節になりさあ焼き芋だ!と思ったのにあれ、あんまり甘くない?となると、がっかりしてしまいますね。
収穫したさつまいもをおいしく食べるために、気をつけたいことをまとめました!
もくじ(タッチすると移動します)
収穫時期は?
さつまいもの収穫は10月~11月頃。
しっかりイモが成熟してから収穫しましょう。
イモの太り具合が心配なら、はじっこの方を少し掘って大きさを確認してみてください。
気をつけたいのは、初霜。霜にあたると寒さでイモが腐ってしまいます。
初霜にあてないよう、関東地方では11月中旬くらいまでに、収穫を終わらせておくと安心です。
採れたてより、追熟が大事
採れたてのさつまいも!早速食べたいのはわかりますがこれが甘みの少ない原因です。
さつまいものようにデンプン質の多い作物は収穫してから2~3週間置いてからの方が甘みが強くなります。これを「追熟(ついじゅく)」といいます。
デンプンが糖分に変わることで、甘みが増すのです。
同じイモの仲間でも、じゃがいもや里芋は収穫したてで美味しく食べられます。
さつまいもは少し待ってしっかり甘みを引き出すのが美味しく食べる最大のコツです。
収穫後の保存で、さらに甘いさつまいもに!
収穫したさつまいもは、表面をよく乾かします。その後新聞紙などに包み風通しのよい日陰に置いて保存します。
掘ってから2週間ほどが食べごろです。しっかり追熟させてから食べてみてください。
畑などの場所がある場合は土の中に埋めて保存することもできます。
土を80~100cmの深さに掘りもみ殻を10cmほど敷き詰めます。そこにさつまいもを並べ、さらにその上にもみ殻を厚さ10cmほどのせて、土をかけます(30cm以上)
通気をよくするために穴の4隅に藁を束ねたものを押し込んでおくと良いでしょう。
さらに中央の土は高く盛り上げて雨水が穴にたまらないようにしておくのがポイント。
内部の温度を15℃程度、湿度95%程度に保てれば、3月頃まで腐らずに保存できます。
このイモは翌年の種イモとしても使えますし3月まで置いたものは甘みが増してさらに美味しくなります。
時間をかけて甘いさつまいもを味わう方法です。畑をお持ちの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
↓↓★おいしいサツマイモを作るための栽培の基本をおさらい★↓↓
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