家庭菜園のさつまいもがなぜか小さい!?原因と対策はあるの?

秋も深まり、芋掘りの時期♪家庭菜園でさつまいもを育てている方は楽しみな時期ですね!
ところが収穫したら小さなイモばかり・・・というガッカリなことにならないために、イモが小さくなってしまう原因と対策をおさらいしておきましょう!
今年小さいイモしか収穫できなかった方はこれを参考に是非来年はリベンジしてください!(>_<)
もくじ(タッチすると移動します)
チッ素分が多すぎると起こる 「つるぼけ」
葉っぱは元気に茂っているのに・・・という場合、つるぼけが考えられます。
肥料の3成分といえば「チッ素・リン酸・カリ」ですが、チッ素は葉っぱを元気に茂らせる養分。
チッ素が多すぎると、イモに栄養がいきません。
この状態を葉ばかり茂ってイモが大きくならない 「つるぼけ」といいます。
ちなみに、カリはイモを太らせる成分。草木灰や塩化カリなどのカリ肥料を多目に施すと、イモが大きくなりやすいです。
さつまいもは元々肥料分が少ないやせた畑でも育てられる作物。
肥料をやるときは慎重に。成分比も確認しましょう!
余分な根がいっぱい出ている
さつまいものつるは、土の上を這ってどんどん伸びます。その節々から根っこが出ていませんか?
放っておくと、つるの節からどんどん根を出し、這うように広がっていく性質があるのです。
するとどうなるか?
根っこがたくさんあるとイモになる部分への栄養が分散してしまい、メインのイモが大きくなりません。
葉っぱは元気に増えますが、これでは本末転倒!
対策としては 「つる返し」をしましょう。
夏頃から、伸びたつるを持ち上げて反対側に移動させます。
これを定期的にやることで、つるの途中から余分な根を出させないのです。
葉やつるは光合成の元なので、なるべく切らずに伸ばしてあげるのがいいのですが根っこを出させないために、つる返しの一手間をかけましょう。
植えた時期が遅すぎる
植え付け適期は守りましたか?
関東の植え付け適期は5月中旬~6月中旬。
植え付けが遅れれば生育の期間も短くなってしまいます。
イモが太りきれずに収穫時期を迎えてしまうと、イモは小さいままに。
時期を逃さず植え付けをしましょう!
ほったらかしでもよく育つさつまいもですが、ほんの一手間で出来栄えは変わります。
今年良かった方も、ダメだった方も、来年はコツをおさえてさらに大きなイモを収穫しましょう♪
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