きゅうりを栽培しているけどふにゃふにゃして柔らかいのはなぜ?
家庭菜園のきゅうりがなんだかふにゅふにゃして柔らかい・・・
日当たりも良い場所で栽培しているのになぜ?
といった経験はありませんか?
今回は歯ごたえのいい、しっかりとしたきゅうりを作るため
にも、きゅうりの実がふにゃふにゃして柔らかくなる原因
について解説したいと思います。
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水分が関係している
きゅうりはトマトなどと同様「みずみずしい」
なんて表現されますよね?
実際にきゅうりは“世界一栄養価のない野菜”
としてギネス認定されていて成分の95%は水です!
そのためきゅうりを栽培する際に水はもっとも
重要な要素を占めていることもわかります。
きゅうりは1株につきだいたい1日2リットルくらいの水
を必要とするため、こまめに与えないと株の成長は
おろか実が付けられないのです。
そのためふにゃふにゃして柔らかかったり細かったり
するなどの現象が表れるのです。
キュウリはウリ科ですがウリ科の植物にはだいたい
共通していますので注意して下さいね。
つる割病
単純な水やり不足できゅうりの実が柔らかくなってしまう
他に、ちゃんと水やりはしているにもかかわらず、なぜか
そのような実ができてしまうのは、「つる割病」が考えられます。
つる割病は連作障害の一つなのですが、まず連作障害から説明しますね。
連作とは同じ場所で同じ科の野菜を栽培し続けることをいいます。
一見すると馴染んだ土壌で育てるから良いような気がしますが
まったく逆で良いことはありません!
その科に特有の害虫や病気が発生しやすくなったり
特定の養分だけがなくなったりするなど悪影響を及ぼします。
で、つる割病に関してですが、カビなどが原因で茎のつるが
割れてしまうことにより水を株全体に吸い上げることが
できなくなる病気です。
ウリ科の野菜を連作することにより発病することが多く
また厄介なのは治療法がありません。
しだがって他の株に感染を防ぐためにもその株は
抜いて処分して下さい。
このようにきゅうりの実がふにゃふや柔らかくなるのは
水分の影響が大きく関連していますので、日頃の基礎
管理と株をよく観察しておくことが大切です。
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