パンジーについたアブラムシを効果的に駆除できる3つの方法
「アブラムシ」。日本に700種以上いるといわれており
多くの野菜や花に寄生する害虫です。
モモアカアブラムシやワタアブラムシなどが代表的な
種類ですが、通常一種類のアブラムシだけが寄生する
わけではなくまた、同じアブラムシでも環境により変態
するため研究対象として重要な虫だそうです。
【閲覧注意】
大量のアブラムシが寄生する画像の連続
のためトラウマになりますので以下画像の閲覧
はご自身の判断でお願いします。
しかし、私たちのような家庭で園芸を楽しむ人
にとっては厄介な害虫でしかありません。
なぜならアブラムシは葉や新芽、茎、花などに寄生し
植物の汁を吸い甘露という排泄物を残し、それが原因
で「すす病」という病気を発生する原因を作るだけでなく
ウイルスをもった植物に寄生してしまうとそのウイルスを
他の植物へと媒介し感染拡大もさせてしまうからです。
今回は暖かくなりだした今の時期にパンジーに寄生する
アブラムシを効果的に駆除する方法について
ご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
殺虫剤を使う
私が経験した中で一番効果のあったアブラムシを駆除
できた方法は浸透移行性剤タイプの殺虫剤散布です。
主に粒剤なので株元にパラパラと播くことで
植物内部に浸透します。
アブラムシは吸汁性害虫といって汁を吸うタイプのため
植物の外側から散布するスプレータイプの殺虫剤よりも
効果があります。また効果が持続する期間も1~2ヶ月と
長いので適しています。
代表的なものに住友化学園芸から出ている
「ベストガード粒剤」や「オルトラン粒剤」があります。
殺虫剤を使わない
殺虫剤ほどの効果は期待できませんが、農薬は野菜はもちろん
パンジーなどの草花でも使いたくない!農薬アレルギーだという方
には牛乳を水で1:1で薄めるスプレーで散布する方法があります。
薄めなくても効果はありますがアリなどが来る可能性もあるので
薄めた方が無難です。
アブラムシは大群だと強いですが、一匹一匹は弱いため牛乳を
散布しただけで牛乳が乾燥して蒸発することにより窒息して死んでしまいます。
その他の方法
アブラムシはキラキラした光を嫌うためシルバーのテープを
鉢の淵に貼ったり、シルバーのシートを周りに敷く方法もありますが
上記の2つと比べれば効果は劣ります。また原始的な方法では
セロハンテープなどで捕殺する方法(大量発生してたらアウト)もあります。
パンジーは共同形態といってたくさんの花が集まって咲くことで
存在感がでる花です。そのため植えつけるときはなんとなく植えるよりも
配色パターンや並べ方を意識して植えると、植栽デザインとして
素敵なものが出来上がります。
⇒パンジーを花壇やプランター栽培できれいに見せる配色パターン
しかし、このように密集させて植えるときに注意しなければならない
のが今回の主役であるアブラムシなんです。
アブラムシは草花が密集しているところにより発生しやすいため
デザインを考える場合も十分害虫や病気のことも考えてデザインをして下さい。
トマト栽培特集!
イチゴの月別!栽培方法
10月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
11月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
12月1月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
冬のイチゴの育て方! 2月の時期の作業と栽培方法 | |
3月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
4月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
5月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
6月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
7月8月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |
9月のイチゴの育て方! 栽培管理と作業 | |