家庭菜園で赤くならない唐辛子を見事に赤くする栽培ポイントとは

激辛ラーメンやお菓子など辛い食べ物
に使われている唐辛子(タカノツメ)そんな
唐辛子を家庭菜園で育てているけど
なぜ赤くならないの?というお悩みがあります。
今回は家庭菜園で赤くならない唐辛子を
きれいに赤くする栽培ポイントをご紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
唐辛子の生育過程
まず、唐辛子の苗を皆さんがプランターや
菜園に植え付けた時期はいつでしたか?
そう、だいたい4月の終わり~6月の半ばでしたよね。
それからぐんぐん育ち通常、収穫期はだいたい
6月初め~10月です。
気の早い人は6月になったのにちっとも赤くならない
と不安になるでしょうが
実は唐辛子は9月ごろまではまだ緑色です。
いわゆるこれが「青唐辛子」
では、唐辛子は赤くならないと食べられない
のかというとタカノツメの場合
醤油漬けなどにして食べることができます。
話を戻しますが、10月頃から赤くなってくるのですが
、、、11月になっても赤くならないこともあるのはなぜでしょう。
赤くならない原因
“赤くならない”原因の1つめの理由は初めて
唐辛子を育てた場合、
9月にならないと赤くなることを知らないケースです。
この場合は赤くなるまで待ちましょう。
日当たりのいい場所で育てるのは当然ですが
有機質の肥料をしっかり与えることが重要です。
どうしても水だけですと栄養分がないのでちゃんと
収穫できません。
そして2つめの赤くならない理由は、10月はじめ頃に
つやつやの赤い実が増えてきたからといって
引っこ抜いて無理に干して乾燥させ赤くしようとした場合。
この段階で干してしまうと赤黒くなって
きれいに発色しません。もうすこし辛抱します。
最後3つめの赤くならない理由として唐辛子は栽培環境
で温度が高くないと赤くなりません。
日光をいっぱい浴びることにより秋になって赤くなってきます。
見事に赤くするには
では、どうすれば青い唐辛子を赤くすること
ができるのかというと、まず覚えておいて
ほしいことは、
私たちは農家さんのように唐辛子栽培のプロ
ではありませんから、成っている唐辛子を全て
完璧に赤くすることはできません。
温度管理や水やりの管理など24時間体制
で見守れませんよね。
したがって緑色が赤と混ざっていたり
緑のままの実もあります。
しかし、次の方法で限りなく家庭菜園で育てた
唐辛子を赤くすることはできます。
それは、前の章でも少し触れましたが
10月になってつやつやした赤い実がなっていても
収穫せずにそのままさらに12月くらいまで放置すること。
その年の気温や栽培環境によって多少時期は
前後しますが、唐辛子は自然と葉や株自体が
萎れてきます。とにかく、しな~となるまで
待ちましょう!
そしてここで、初めて株を抜き逆さづりにして
天日干しをします。
こうすることにより赤黒くなることなく
きれいな赤に発色します。
いかがでしたでしょうか。
家庭菜園で丹精こめて育てていると
ついつい早く収穫してしまいがちですが、
植物の基本的な生育サイクルは花を
咲かせて実を成らせるまでです。
唐辛子のような一年草の場合はもう
実を成らしたら役目は終わり寿命なのです。
ですから家庭菜園などで野菜や花を育てる場合
に一番重要なことは、よ~く植物の成長を観察すること。
日々の植物の様子を観察することで元気の
あるなしや病気かどうかもわかるようになってきます。
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