唐辛子栽培で花が咲かない・花が落ちる理由と実がならないわけ。
せっかく唐辛子を育てているのにまったく花が咲かない。
やっと咲いてもすぐ実が落ちてしまう経験をされた人も
多いかと思います。
また実がならないということはすなわち
花が咲かなければ実は絶対になりません。
花が咲いて終わったら花の子房が膨らんで
実になるからです。
今回はあなたが育てている大切な唐辛子
になぜ花が咲かないのか?咲いてもどうして
花が落ちてしまうのか?についてご紹介したいと思います。
もくじ(タッチすると移動します)
花が咲かないのはなぜ?
では、さっそく本題にはいりましょう。
唐辛子は育てる野菜の難易度としては簡単な部類に入ります。
したがって初心者向きでもあるのです。
なぜかといえば、そんなに手をかけなくても
花は咲き実はなるからです。
ここまで聞いてがっくりしている人も多いかもしれせんが、
実は唐辛子の花が咲かないもしくは咲いても実がならない
ことで悩んでいるあなたは
過保護なゆえに間違った栽培方法を選んでいるのかもしれません。
チッソ分の多い肥料をあげていないか
これはなにも唐辛子に限らず植物全般にいえることなのですが、
植物の生長に欠かせない3大栄養分として
チッ素(N)・リン酸(P)・カリ(K)があることはご存知でしょうか?
チッソは葉を茂らせたい場合や大きくしたい場合に、
リン酸は花や実をたくさん咲かせたり成らせたい場合に、
そしてカリウムは根を丈夫にしたい場合に使用します。
肥料が入っている袋や容器にはこの3つの
肥料の配合割合がかかれています。
例えば0(N)-6(P)-4(K)や、7(N)ー4(P)ー4(K)です。
見ての通り、チッ素が多い割合の肥料ばかりあげていると
葉ばかりが大きくなり花を咲かせる必要がなくなってしまう
ためいっこうに花は咲きません。
樹ボケ・ツルボケ
これは、上記のチッ素分の多い肥料をあげていることに
少し関係がありますが
「樹ボケ」「ツルボケ」といって肥料をあげすぎること(肥料過多)
により土に養分が溜まる状態が続くと植物に障害がでる現象のこと。
例えば、本来花が咲く時期に花が咲かないとか
ミカンを植えたのにいっこうに実がならないなどです。
すなわち唐辛子の花が咲かない・花が落ちる・実がならないのも該当します。
日照不足
次に考えられるのが日当たりの問題です。
唐辛子は日光が大好きな野菜であり、
初夏から夏にかけてたっぷりと光を浴びることにより
秋から赤く色づいてきます。
普段結構日が当たっているであろう場所を改めて
確認すると以外にも壁ぎわだったりする日光不足が挙げられます。
その他に考えられる理由として温度障害やナス科(唐辛子はナス科)
植物短花柱花といってめしべの発達未熟なことから上手く受粉できない
ケースがあったり、あとは連作障害など同じ場所で同じ野菜を何年も
作り続ける事により極端に生育が悪くなったり最悪枯れてしまう障害
に該当するケースもあるかもしれません。
いかがでしたでしょう。栽培してる唐辛子の花が咲かない、
花が落ちる、そして実がならない理由がおわかりになりましたでしょうか?
冒頭でも説明したように唐辛子は比較的簡単に育てられる野菜です。
上記の内容を参考にしてみてくださいね。
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