凸凹!アンスリウムの花にできたボツボツしたイボは病気?
アンスリウムの花の中心にある黄色い棒状のものにデコボコしたイボのようなものができた!
なんだか見ていて気持ち悪い!
もしかして病気なの?
など初めて見た人にとって驚くことと思います。
この記事では栽培しているアンスリウムの花にできたボツボツしたイボの正体について解説しています。
もくじ(タッチすると移動します)
病気ではない!凸凹(デコボコ)の正体は種(タネ)
結論から先にいうと、病気ではありません!
デコボコの正体はズバリ、種ができている状態です。
受粉が終了し、種ができて膨らんでいるんですね。
やがて熟してくると赤い“できもの”のようなものが露出します。
完全に種が熟している状態です。
アンスリウムという植物はちょっと変わっていて、私たちが花だと思っている赤やピンク、白、緑のものは本当は“花”ではありません。
仏炎苞(ぶつえんほう)という葉が変化したものです。専門用語で変態葉といいます。
で、真の花は中心にある黄色い棒状を構成している1個1個のブツブツです。
詳しくは>>【画像解説】アンスリウムの育て方!初心者が簡単に栽培できるコツの記事で確認して下さい。
凸凹した花は切った方がいい?
凸凹(デコボコ)した花(仏炎苞)は切った方が良いのか?という疑問の答えとして回答は2つあります。
それは種を採るのか?それとも採らないのか?によります。
下の表をご覧ください。
種 | 花(仏炎苞) | 結果 |
採る | 切らない | 株は疲れる |
採らない | 切る | 株が疲れない |
まず種を取る場合ですが、花(仏炎苞)の中心の部分が凸凹になってきても、種ができるまでは切りません。
種を採種したら切ります。
一方、種を取らない場合は花(仏炎苞)の色が変色する前に、早めに切ってしまいます。
そうすることで養分やエネルギーを次の開花に生かせるため、株が疲れないメリットがあります。
植物が花を咲かせる目的は私たち人間を楽しませるためではありません。
種を作り子孫繁栄することが目的です。
そのため、種ができてしまえば役目を終えます。
アンスリウムは多年草なので枯れませんが、パンジー・ビオラなどの一年草は役目を終えれば枯れます。
種を作るまで栽培するとその分、養分やエネルギーを消費するため、できれば種を作らせない方が株全体の体力を温存できます。
まとめ
アンスリウムにできたイボイボ、ボツボツ、デコボコした状態が病気なのか?という疑問について解説してきました。
種ができただけなので、病気ではありません。
むしろ、健康的に育っている証です。
ただ、観葉植物であるアンスリウムは葉を観賞するのが目的なので、見た目がちょっと気持ち悪いですよね?
そのため種を採るつもりがないのであれば、花(仏炎苞)の色があせて変色する前に茎元から取り除きましょう。
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