ミニトマトの茎に白いとげがたくさん出てきたのはなぜ?
ミニトマトを栽培していると、茎の下の方からたくさんの白いトゲトゲしたものが出ていることに気付きます。
この記事では茎の白いトゲトゲの正体と、出てきた原因について紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
白いとげとげの正体は気根(きこん)
茎の先端ではなく茎の根本の方に、白い棘のようなものが見えたらそれは気根(きこん)です。
気根(きこん)という言葉を初めて聞く方も多いと思いますが、簡単に言うと地面より上の茎から出ている根っこのことです。
普通は根は地中にでますよね。
草花でも野菜でも株ごと抜いた時、白い根が見えます。
ですので、掘るまでは見えないわけです。
しかし、この気根は地面より上、茎の途中など空中から出ます。
気根(きこん)はトマトに限らず他の植物でも生えていることがあります。
例えば、コチョウランの根は地中にも生えていますが、空中からも出ます。
ただ、ミニトマトの気根とコチョウランの気根は同じ気根でも役割が違います。
例えば、コチョウランの気根です。
私たちが選挙番組や相撲の優勝力士の昇進挨拶などで見かけるコチョウランは鉢に植わっていますよね?
しかしコチョウランは着生ランといって野生では樹木に気根を出して寄生しています。
コチョウランの気根は樹木に寄生して空気中の水蒸気を取り込むためにあります。
一方、ミニトマトの気根の役割は全く異なります。
ミニトマトの茎から気根がたくさん出てくる理由
ミニトマトの茎からたくさんの白いトゲトゲである「気根」はよく出てくるのですが、正常なことではありません。
その理由は地中にある根から水分や養分を十分に吸収できていないからです。
気根についてはこちらの記事で詳しく解説していますのでどうぞご覧ください
>>ミニトマトの茎のブツブツ・イボイボは気根の出始め!原因と対策
まとめ
ミニトマトの茎に白いとげがたくさん出てきた原因と対策について紹介してきました。
初心者の方がミニトマトを栽培して驚くことの1つがこの白いトゲトゲです。
見た目が美しくないので、なにか病気にかかってしまったのではないかと不安になると思います。
しかし、特に実が食べられなくなるような問題でもなく、ちゃんと対策をすれば解決することができます。
もし、お知り合いで同じようなお悩みを持たれている方がいらっしゃしましたら、ぜひ教えて下さい。
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