ハイビスカスの蕾が落ちる理由!花を咲かせる方法を徹底解説



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1か月前に蕾がたくさん付いていた鉢植えを買ったばかりなのに、蕾が次から次へとポロポロと落ちてしまった。。

5月~6月には初夏には咲いていたのに、7月後半から8月以降の真夏になったら、あまり花が咲かなくなった、咲いても1輪くらいなど、ハイビスカスの蕾に関するお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

この記事ではハイビスカスの蕾が落ちる原因について植物のメカニズムとともに詳しく解説します。

ハイビスカスの蕾が落ちる主な理由は2つあります。

ズバリ、根の傷みと日照不足です。他にも考えられる原因はあるのですが、初心者の方にもっともありがちな理由はこの2つです。

まずは真夏に蕾が落ちる原因から。

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真夏に蕾が落ちるのは暑さによる根の傷み

ハイビスカスの蕾が落ちる原因に「暑すぎるから」と言われることがありますが、それにはちゃんとした理由があります。

たしかにハイビスカスは真夏よりも9月以降の方が株にとっては良く、次々に花を咲かせるのですが、だからといって暑さが苦手なわけではありません。

もし暑さが苦手だとしたら、沖縄などお庭の樹木として地植えで育っているハイビスカスはすべて育たないことになります。

なぜ、真夏に蕾が落ちるのか?というとそれは、私たちが育てているハイビスカスは鉢植え(プランターに植わってる)であることに大きく関係しています。

真夏は朝から晩まで気温も高く、日が落ちたあとも熱帯夜になります。

日中、太陽光が鉢植えのハイビスカスに当たり、尚且つ夜通し高温下にあれば植わっている株の根は傷みます。

根が元気であれば自分の体を支えられますし、養分や水分を吸い上げて株全体に運ぶことが出来ますが、根が傷んでしまうとそのような力が弱まってしまいます。

特に日が落ちる前の西日が当たるとよくありません。

なぜ西日が当たると良くないのか?

よく、「西日が当たらないように注意して下さい!」と書かれていることがあると思いますが、それにも理由があります。

一般的に植物は午前中をピークに光合成をします。太陽光によって葉の中にある葉緑素で光合成を行い、糖類などの養分と酸素を作ります。

午後から日が落ちるまで行うのですが、夕方にかけて光合成する量も減ります。

朝からずっと日が当たっている上に強い西日に晒されることで、植物の体から蒸散による水分が大きく失われるため、体が消耗して疲れてしまうんですね。

そのまま熱帯夜に入るので暑さによる根の傷みで生育が衰えます。

植物が蕾を付けたり、花を咲かせるためには養分やエネルギーが要ります。

だから植物はあまりに自分の体が消耗していると生き延びようとする力が働き、花を咲かせることを諦め、蕾などを落として体力が減らないように守るんですね。

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西日によるプランター内の温度上昇による乾燥

地植えであっても場所によって西日がガンガンにあたるところでは根が傷むのですが、プランターで育ててる場合は根が伸びる範囲が狭いため、ハイビスカスにとってはいっそう厳しい環境になります。

まず、西日がハイビスカスのプランター(鉢植え)に当たることで、プランター内の温度が上昇します。

朝からずっと当たっているわけですから、鉢の中はサウナ状態!

なぜ、ハイビスカスの鉢植えをコンクリートの上に置いてはダメのか?といえば地面の温度が土や芝生、あるいは台などに乗せたときと比較して、断然高温になるからです。

そして、プランター内が過乾燥になり根が傷むんです。

対策

では、真夏にハイビスカスの蕾が落ちないためにはどうすればいいのか?というと、8月のみ風通しの良い半日陰に置いて育てることです。

鉢植えのハイビスカスは、コンクリートの上などに置かず、台の上に乗せたり地面の温度が直接伝わらない場所で育てましょう。

半日陰を作るのが難しい場合は、例えばよしずなどを立てて日除けをしたり、玄関ポーチの直射日光が当たりにくい場所での栽培もおすすめです。

ただし、今現状、蕾がどんどん落ちている場合、回復できない可能性が高いです。

ハイビスカスの花期は長く秋口まで咲くので、早急に半日陰に移動させましょう。

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日照不足でも蕾が落ちて花付きが悪くなる

初夏や室内でハイビスカスの鉢植えを育てている方もいると思います。

例えば、会社の受付や室内の出窓などです。

買ってきたときは蕾が付いていたのに、そのような場所に置いた途端、蕾が落ちる原因はほとんどが日照不足です。

いきなり環境が変わるので生理現象によってその場所に適応しようと葉を落としたり、蕾を落とすこともありますが、多くは光が足りていません。

ハイビスカスはハワイやタヒチ、沖縄など暖かい地域では地植えで育っている熱帯花木です。

つまり、一年中熱い地域で太陽光を浴びても平気は樹木なので、室内の電気の光(電光)では弱すぎるんです。

ポトスなど多くの観葉植物は熱帯地域原産ですが、室内でも栽培できます。

ただし、ハイビスカスと決定的に違うのはポトスなどが熱帯雨林のうっそうとした樹木に絡みつき、木漏れ日の中で生息しているのに対し、ハイビスカスは直射日光が燦燦と降り注ぐ場所に自生しています。

対策

ハイビスカスは基本的に6~10月までは屋外で育てることが鉄則です。

もし、今現在(冬期は除く)日当たり悪い場所や室内で育てているのであれば、屋外で育てましょう。

冒頭で紹介した通り、8月など真夏、盛夏と呼ばれる時期には西日が当たらない半日陰に移動してあげて下さい。

非耐寒性常緑低木なので寒さに弱く、沖縄など暖かい地域を除き11月~5月までは室内で育てます。

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その他の原因

ハイビスカスの蕾が落ちる他の原因として考えられるものに以下があります。

  • 根詰まり
  • 肥料不足
  • 水のやり過ぎ

根詰まり

まず、根詰まりとは鉢植えで育てているハイビスカスの根が成長したことで、鉢内に根がいっぱいになり水分や養分が吸収しにくくなったことで、蕾がなんとか付くけど咲くまでに至らないことがあります。

ただ、おそらくこの記事を読んでいるほとんどの人は該当しないはずです。

というのは、まず今年購入したハイビスカスの鉢が根詰まりすることはあり得ません。

ハイビスカスの鉢植えが流通しだすのは早いと5月くらいから8月、9月くらいまでです。

その間に急に成長して根が詰まることはありませんし、よっぽど大きな鉢植えを購入したとしても根詰まりした商品は流通しません。

もし、根詰まりが原因で蕾が落ちるのであれば最低でも、昨年購入し冬期に室内に入れて越冬させた方は該当します。

春から根が成長し始めて葉も伸びてくれば当然、根が成長している証です。

ですが、根詰まりした状態だとハイビスカス自身が購入したときと同様の大きさの蕾を付けるのは難しく、少し小ぶりになっていると思います。

土を触ってみた時にガチガチになって、プランターから全く抜けない様であれば根詰まりが原因なので植え替えることになります。

肥料不足

肥料不足によって蕾が開かないうちに落ちることはあり得ます。

ただし、蕾が付いているということは花や実の成長を促すリン酸(P)成分は効いているはずで、肥料が不足しているとは考えにくいです。

葉ばかり茂って蕾が付かないのであれば、わかります。

葉の成長を促すチッ素成分が効きすぎて、蕾が付かない、その先の開花まで至らないことは考えられます。

その場合は、着蕾や開花を促すためにリン酸(P)成分の肥料を追肥で与えれば良いです。

つまり、葉は茂り蕾も付いているのに蕾が落ちる場合、肥料不足が原因とは少し考えにくいです。

水のやり過ぎ

水の与え過ぎによって、蕾が落ちることはあります。

ただし、蕾だけが落ちることはないです。

おそらく、水のやり過ぎが原因であれば土は黒くじとっと湿り、乾く暇がない状態だと思います。

そして、葉も落ちたり黄色く変色したりなど、蕾だけの問題ではないはずです。

水のやり過ぎで蕾が落ちる原理は、根がダメージを受けているため蕾を開花させるだけのエネルギーがないからです。

先程、暑さによって根がダメージを受けるお話をしましたが、水のやり過ぎによってプランター内の水分量が根が吸収できる量を上回ることで、根が呼吸できず窒息状態となり枯死します。

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ハイビスカスの花をきれいに咲かせるコツ

ハイビスカスの原産地の環境を再現する

ハイビスカスの蕾が落ちることなく、きれいな花を咲かせることは原産地の環境に近づけた栽培を心掛けることです。

栽培環境で10℃以上を保てば次々に花を咲かせられます。

ハイビスカスといっても系統があり、園芸品種となれば消滅した品種も含めると数千以上ありますが、高温を好む非耐寒性の樹木であることは共通しています。

太陽光が燦燦と当たる場所を好み、寒さには弱い性質を持っています。

なぜ南国では暑さに強いのに日本では真夏は半日陰で栽培しなければならないのか?といえば、自生しているハイビスカスはプランターの中ではなく地植えで生きているからです。

そしてなぜ、真夏に連日35℃以上を超え、西日もあたり放題な屋外でも花を咲かせているのに、蕾を落とさないのか?といえば常に地中には水分があるからです。

特に沖縄は台風が良く来るように、雨も良く降ります。

そのため地上の気温が暑すぎても、地中には水分があるため根は乾燥しないため地植えされている樹木は生きられます。

一方、私たちが育てているハイビスカスは鉢植えがほとんどです。

プランター(鉢植え)内は根が張れるスペースも狭く、高温によって熱くなり根がダメージを受けます。

まとめ

  • 6~10月は日当たりの良い屋外で栽培
  • 11~5月は室内栽培で最低5℃以上は保つ

ハイビスカスは暖地と呼ばれる地域を除き、東京などでは冬期に屋外で育てることは不可能です。

おそらくほとんどの場合、室内に入れないと枯れます。

同じ南国の花にブーゲンビリアがありますが、これに関しては関東などでも屋外で越冬しているものを見かけます。

ハイビスカスに関しても、もしかしたら屋外で越冬できるケースがあるのかもしれませんが、基本的には10月には室内に取り込んで、

最低温度が5℃以上のある場所で管理しましょう。

そうすれば来年も芽吹いて新葉が出てきます。

>>ハイビスカスを地植えで冬越しするのは可能?外で育てられる条件

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