パプリカの色が赤くならない黄色くならない理由と育て方のコツ

家庭菜園やベランダのプランター菜園でパプリカを育てているのに、いつまで経っても青く緑色のままで色づかないことがあります。
その理由について紹介します。
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パプリカ色づくまでには2ヶ月かかる
パプリカの実がまだグリーンなのは未熟果だからです。
つまりまだ色づくまでには時期が早くもう少し待ちましょう!
赤いパプリカや黄色・オレンジ色のパプリカは緑色の未熟な果実が完熟したもの(完熟果)です。
緑色の実がついてからおよそ2ヶ月程度経過すると段々、赤や黄色などに色づいてきます。
■パプリカの色の変わり方
緑色
⇓
緑赤OR緑黄色
⇓
赤色OR黄色ORオレンジ色
のように赤くなる品種であっても黄色くなる品種であってもオレンジ色になる品種であっても最初はみんな青い緑色なんですね。
したがってパプリカではなく青いふつのピーマンも完熟する前の実は未熟果なんです。
ピーマンのそばに植えると色づかないって本当?
よく、パプリカのそばにピーマンを植えてしまったので色素が伝染して色づかないのでは?という質問があるのですが、それは全く関係ありません。
緑色から赤や黄色・オレンジに変色するしくみ
パプリカは完熟する過程において色素が変わります。
パプリカには赤や黄色・オレンジ等の色がありますが、含まれる色素のバランスによって品種が分けられています。
- 赤・・・ カプサイシン
- 黄色・・・ ルテイン
- オレンジ・・・β-カロテン
緑色の正体はクロロフィルという色素で、分解が進むことで赤い色素のカプサイシンや黄色い色素のルテイン、オレンジ色の色素のβ-カロテンが作られます。
例えば含まれる色素のバランスでカプサイシンが多ければ赤くなり、βーカロテンが多ければオレンジ色になります。
赤から黄色には色づかない
パプリカはすべて最初は緑色から赤や黄色・オレンジなどに変色しますが、赤から黄色、黄色から赤などに変色することはありません。
赤くなる品種や黄色くなる品種、オレンジ色になる品種というのは元々決まっており、苗が販売されるときも記載されているはずです。
例えば苗のポットの色が赤だったり黄色だったりします。
追肥をしてパプリカをしっかり色づかせる
初心者の人は水やりはしっかりやりますが、追加で肥料をやる“追肥”はおろそかになりがちです。
パプリカを赤や黄色などしっかりと色づかせるためには追肥を欠かさないことがコツです。
パプリカは完熟するまでの時間が長いです。つまりその分、肥料も必要になるということです。
特にプランターなど限られたスペースで栽培している場合は、水やりの度に肥料は流れ出ています。
詳しい追肥のやり方はこちらです。
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