初心者が簡単にプランター菜園で栽培できるシュンギクの育て方
寄せ鍋や水炊き…冬の鍋の定番といえば「春菊」。
ビタミンCやカロテンが豊富で、風邪をひきやすい季節の強い味方です。
秋にまけば、春先まで長く収穫できるのも魅力です。
初心者の方でもプランターでじゅうぶん育てられます。
ベランダに一鉢あると便利な春菊の育て方をご紹介します。
もくじ(タッチすると移動します)
春菊の育て方
種まき
春から秋まで、いつでも種まきはできますが、育てやすい秋まきがおすすめ。
9月に種まきをして、11月~3月ころまで摘み取りながら収穫できます。
側枝の分岐が少なく茎が伸びやすい「摘み取り型」と、根元から株が張り側枝の分岐が多い「株張り型」の品種があります。
摘み取りながら長く収穫したいので、「摘み取り型」の品種がおすすめです。
用意したプランターに種をすじまきにします。
春菊の種は発芽に光を必要としますので(光発芽種子)、土をかけすぎないように。
しっかり水やりをして発芽を待ちましょう。
間引き収穫
種が発芽し、本葉が3~4枚になったら、混み合っているところから間引きをします。
間引きした春菊もちゃんと春菊の味がしますよ♪
大きく育てるものを残す
間引きをしながら、大きく育てるものを残していきます。
65cmプランターなら4~5株くらい。
残した株が高さ20~25cmくらいになったら、半分くらいのところで摘み取ります。
(もちろんこれも食べられます!)
中心を摘み取られた株は、脇芽をのばしてきます。
この脇芽をまた摘みながら、次々と収穫ができるわけです。
小さな脇芽は残して、次の収穫にそなえましょう。
真冬の管理
このように11月くらいから本格的に収穫ができるようになりますが、寒さがだんだん厳しくなってきますね。
春菊は寒さに強い野菜なので、寒さで枯れることはありませんが、生育はゆっくりになります。
暖かいベランダなら問題ないですが、いまいち生育が遅いなあと思ったら、寒さが原因かも。
ビニールをかぶせてトンネル状にし、即席のハウスをつくりましょう。
暖かさを保てば葉を伸ばし、続けて収穫ができますよ。
花が咲いたら収穫終了
春になると茎がぐっと伸び、先端につぼみをつけます(これをトウ立ちといいます)
こうなると葉や茎も硬くなり、風味も落ちてきます。
秋から楽しんだ収穫もおしまい。また種まきの秋を楽しみにしましょう。
なお、2~3月頃に種まきをする春作でも同じように育てられますが
収穫期は虫がつきやすい時期と重なります。
春作で育てる場合は、害虫防除をしっかり心がけないと、人間の食べるところがない!なんてことにも。
いかがだったでしょうか?
ちょっとずつ摘んで長く楽しめる春菊の栽培方法、ぜひ試してみてくださいね。
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